世界遺産のお城観光とバレエ鑑賞とジュージツな一日を過ごした翌日は朝から生憎の雨 久しぶりの雨だったので午前中は休息デーとし天気が回復した昼過ぎから出かけた半日市内観光の様子をまとめてました 無料見学のみなので大した場所には行ってないので内容が薄いデス。。。
(2019.07.09現在)
ミンスク半日市内観光
7/9はたっぷり朝寝坊してから行動開始 キッチンでブランチを食べているとホストのご両親が登場 英語は一切喋れずジェスチャーを交えて意思疎通を楽しむ 日本から来たと言うと妹さんがウラジオストックに住んでいる、ご近所さんね と話してくれ極東ネタを楽しむ
途中、オートミールのようなミルク粥ようなものを頂きましたが味がするのかしないのか分からない何とも素朴な味… キッチンを含めダイニング自体がとても質素(食器、キッチン用具も最小限)だったので食事もこうなのかと変に関心しました あと生ダー ダー連呼が聞けて良かったです(笑)
ヤクプ・コーラス広場とコマロフスキー・リノク市場
市場に出かける為に地下鉄ブルーライン プロッシャ・ヤクバ・コラサ駅へ 地上には立派な像が鎮座するヤクプ・コーラス広場があります
広場の中央には公園の名前となっているヤクプ・コーラスさんの立派な像が鎮座 調べたらミンスク州出身の詩人・作家で1946年と1949年にスターリン国家賞を受賞した人物とのコト ごめん全く知らないや
ソ連時代に整備された公園だと思いますが、作品の中で平凡なベラルーシ人小作農に対して同情的だったことから市民からは嫌われていないモヨウ
ヤクプ・コーラスの像以外にもいかにも社会主義国的な像があります お国の為、身を捧げて働く 的な・・・
独立大通り コカコーラは世界を制する? その先の建物はデパート
コマロフスキー・リノク市場へ 風車の建物はLidoという名前のレストラン カフェテリア形式で食べたいものを選んでトレーに取り、最後に会計をするというシステムなので料理名が分からなくても、ベラルーシ料理にトライできたのですがスルーしちゃいました
なので宜しければ代わりに出かけて下さいナ
コマロフスキー・リノク市場に到着 旅の二大無料見学先と言えば教会か市場!! ドーム型の建物の他、野菜類を売る生鮮品市、近隣ショッピングモールと合わせて何でも揃います
メインのドーム内にはには、肉や魚・乳製品・パン・香辛料・お菓子屋さんのブースが並びます
チョコレートなどのお土産もココで安く購入することが可能
お肉コーナー 絵が描いてあるので分かりですが読めないし発音できません・・・
日本ではジビエ料理店でしか見かけないウサギもヨーロッパではフツーの食材 後ろ足の毛皮を残して一兎丸売りがヨーロッパ流のようです やっぱり養殖モノなのかな?
カマボコ屋根の下は生鮮市
じゃが芋王国なのでじゃが芋どっさりかと思いましたがバラエティ豊かな野菜・フルーツが沢山売られていました
魚は内陸部だけあってラインナップは今ひとつ
クレープに似たブリトー系?を食べる モチモチしてた食べ物でしたが何というのでしょう? 1つ4Brでした
勝利広場へ
独立大通りに戻り勝利広場を目指します 道路も広いが歩道も広ーい 歩道が日本の車路ぐらいあります
スーパーマーケットというのは分かりますが店内の様子が見えなくするのは何故でしょう? もしやスーパーに見せかけたエッチなお店? ならば覗いてみたい罠。。。
ミンスク市電 今回はメトロ利用でコト足りたのでバス・トロリーの乗車はナシ 切符は紙ベースで1回乗車が0.6Br(運転手から購入すると0.65Br) バス・市電・トロリーバスと1回乗車制で料金は共通です
勝利広場
ベラルーシを象徴する広場の1つである勝利広場 大祖国戦争(第二次世界大戦中のソ連とナチスドイツとの戦い)での犠牲と、自由の獲得を記念した広場 中央にはソビエト軍とベラルーシ人パルチザンを追悼するためのモニュメントが建てられ、塔の前にはエターナルフレームが灯されています
勝利広場に到着 独立広場と並ぶベラルーシを象徴する広場 道路のカーブに合わせたような2つの曲線デザインのビルも合せてミンスクのアイコニック的な風景となっています
広場の中央にはソビエト軍の兵士とベラルーシのパルチザンに敬意を表して1954年に建てられた高さ38mの記念塔とその前にはミンスク解放17周年(1961年)を祝して灯された永遠の炎が燃え続けています
台座の4つの面にはテーマに合わせた記念レリーフがはめ込まれています 勝利を記念した「1945年5月9日」
「大祖国戦争のソビエト軍」、「解放のために命を捧げた英雄への名誉」、「ベラルーシのパルチザン」となります
独立大通り(独立広場方面を望む) 勝利記念塔はミンスクのブライダルフォト撮影地として人気とのこと 結婚記念撮影地としてはちょっと硬い気がします
1985年には大祖国戦争での勝利40周年を記念して独立広場の地下に記念ホールがオープン 中心にガラス製の花輪のモチーフが設置されています
壁面の一部にはベラルーシを開放する為の戦いで散った英雄称号を与えられたベラルーシ・ソビエトの人々、566人のネームプレートがあります
21世紀になってもソ連の国章 鎌とハンマーが健在 この先いつまで存命するのでしょう?
更に歩きます 驚くべきは街の綺麗さ 歩道沿いの植え込みは綺麗に手入れされゴミやタバコの吸い殻は1つも落ちていません
ゴミの少なさはシンガポール並み 街の綺麗さ、治安の良さは今回のヨーロッパ大陸の中でピカイチでした もっとPRすればいいぐらい
国立サーカース劇場 19世紀から国営サーカスの歴史があり現在の建物は1958年に建てられたモノ サーカスと言えば移動式テントを連想してしまいますがとても立派な建物でサーカス会場には見えませんでした ここまで立派な建物、中も見てみたかったです
ボリショイアカデミー劇場と同様 ハイレベルな公演が楽しめ安い席だと9Brからチケットがあるようです
精神の聖シリル教会
ニャミハ駅までテクテク歩いてきて1日目に見学していなかった教会を訪れます まずは精神の聖シリル教会から
教会内 造りはシンプルですが鮮やかなフレスコ画とイコン画が楽しめる教会でした
キリストのフレスコ画 何年に建てられた教会か分かりませんが比較的新しい感じの教会 観光客が少なく観光スポットとしての地位が低いのはミンスク神学アカデミーという学校が併設されていて学校がメインだから?
精霊大聖堂
精神の聖シリル教会のお隣さん 精霊大聖堂 1633年から1642年にかけてカトリック教会の修道院として建てられた後、1852年にロシア正教会となったバロック様式の大聖堂でベラルーシ正教会の総本山的な教会
入口から素敵♪
正面の華やかなイコン画 使徒たちへの聖霊の降臨の祝日を記念して、1870年に奉献されたものですが有名なのは礼拝堂の左に位置するミンスクの聖母と呼ばれるイコン画(柱の陰に隠れて写っていません・・・)
こちらがミンスクの聖母 1482年に現キエフがモンゴルに襲われた際、川に投げ捨てられたこのイコンがなぜか上流のミンスクへ流れ着いたという伝説から奇跡を起こすイコンと信じられています
聖ソフィアの遺物 スラツカヤ王女で正教会の擁護者で守護聖人になった人らしい…
ミンスク市庁舎
ミンスク市庁舎 1591年から1601年の間に建てられ、1847年にロシア皇帝ニコライ1世の命令により取り壊されてしまったかつてのミンスク市庁舎を2004年に忠実に復元したモノ
今は大都会のミンスクですが建物の規模から考えると当時はずっと小さな街だったんでしょうね
どちら様? 16世紀初めのミンスク市長で、ミンスクがマグデブルク法(都市の自由や自治権、商法や訴訟法について定めた法)の下にあると宣言した像だそうです
聖母マリア教会
この日最後の見学場所 聖母マリア教会 ミンスク市庁舎の向かいに建つカトリック教会 ベラルーシの国民の80%以上がロシア正教なので聖シモン 聖エレーナ教会と並ぶミンスクを代表するカトリック教会
元々はイエズス会系教会として1710年に建てられたモノ 戦争による損傷、ソ連時代のカトリック教会の閉鎖など紆余曲折を経て1993年にカトリック教会に返還されました
教会内は白とピンクを基調としたバロック様式 18世紀に描かれたというフレスコ画が見どころです
夕食は駅近くのGalileo Mall内のフードコートでドラニキとポテト、ソーセージ料理を食べました 14.60Br(約770円)
その後同じモール内のスーパーで食材を購入してこの日はおしまい
ロストバゲージ続報
アメリカン航空からの荷物発送についてのメール
キエフ空港での受取を指示した後、アメリカン航空から発送についてのメールが届いていました 英語が苦にならない人だけどうぞ・・・
“Since you will be in KBP from July 11th I will send your bags out on July 8th. It should take 2 or 3 days to arrive in KBP from DFW. This way they should be arriving right when you get into the airport or maybe a day later. They will be sent out on Lufthansa airlines as American Airlines doesn’t fly to KBP. If I send them too early it’s possible they may send it back to us at DFW if they can’t reach you so I’ll send them close enough to arrive when you do.
Your flight information is: DFW to FRA on flight LH 439, then from FRA to KBP on flight LH 1490. Your expedite tags will be 2001242266, and 2001242267. It is possible that there may be weather delays or it could be held in customs for a little while, but they have been instructed to call you when the bags arrive and are ready. I have also instructed them that you’ll be in from July 11 to July 15th and to hold the bags at the LH baggage office. They should be able to deliver the bags to you if they arrive after you two fly in. If you don’t hear from LH please use your expedite tag numbers and ask the LH baggage office for help when you arrive as they’ll be able to trace the bags. We can’t track the bags once they leave American Airlines.
Please continue to follow up with your claim with American and they should be able to reimburse you for your items and anything purchased while without your bags. Keep your receipts and make copies for yourselves and turn them in once you have your luggage so you can get reimbursed for all your spending.
Please let me know if there’s anything else and I’ll do my best to help as much as I can. I hope your trip is going as well as it can be.”
でした
ロストバゲージ中に買ったアイテムはアイスランドでの防寒具+アルファで2万円程でしたがレシートもなく、ズグがないので請求はしませんでした
エキストラマイルを付けてくれとリクエストした件についてはそれは部署が異なり、その部署の担当を紹介すると言われましたが同じくズグがないので請求していません
最後に加入したフランスの保険会社に荷物が出てこなかった場合、保険請求ができるか問い合わせてみましたが 保険適応になるのは居住国から出発、居住国への戻る際のフライト便にしか適応されない とのコトで今回の場合は保険金は出ない という回答でした
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- コマロフスキー・リノク市場はベラルーシのチョコ・ハチ蜜などのお土産を買うのにも最適
- レストランLidoはカフェテリア方式で気軽にベラルーシ料理にチャレンジできます
- 国立サーカスもコスパ高し!! 公演日なら観賞推奨 チケットは9Brより
- 精霊大聖堂のミンスクの聖母は奇跡を起こしてくれるので要参拝
- ミンスクの街はゴミが本当に落ちていない!!
- バックパックとの再会いよいよ間近! Coming Soon!!
関連リンク集
- ベラルーシ観光局 ベラルーシ政府公認 日本向け観光サイト(日本語)
- Minsk Tourist ミンスク市公式観光サイト
- Minsktrans ミンスク市バスの公式サイト
- Belarusian Railways ベラルーシ鉄道の公式サイト
- レストランLido 市場近くのカフェテリア方式レストラン(現地語のみ)
- ミンスク国立サーカス ミンスク国立サーカス公式サイト(現地語のみ)
- omio.jp ヨーロッパ各地の鉄道・バス・航空券の最安値検索サイト