香港からフェリーで1時間でアクセスできるマカオは東洋のラスベガスと称されるカジノ以外に30もの世界遺産があることで有名な世界遺産大国(?)。 今回は日帰りで観光しましたが下調べが不十分で効率良く回ることができず見学できなかった箇所が何か所かありました。(上のマップの薄い青色のアイコンが未見学施設)

フェリー乗り場からセナド広場の「新馬路」のバス停を往復しましたが、効率的な方法とは言えなかったので反省の意味も踏まえてマカオの世界遺産の回り方を考えてみました。

 

効率良く回るルートで見学する

 

今回はフェリー乗り場と3番バスの「新馬路」バス停を往復して日帰り観光しましたが、アルメイダ・リベイロ通り(亞美打利庇盧大馬路)の通りを挟んでそれぞれ往復する形になり、移動が効率的とは言えませんでした。

なので効率的に回るには 媽閣廟~セナド広場(またはその逆)となるべく一方向に移動した方がベターです。

ということでフェリー乗り場から10(A)番バスを利用したマカオ遺産巡りコースで次はもっと上手に旅します!!

   マカオマップ

© OpenStreetMap contributors

1日で全ての世界遺産を見ることは可能だと思いますが、ちょっと急ぎ足になると思います。

 

寅吉
寅吉
歴史地区の22の建築物と8つの広場が世界遺産登録されており、ほとんどが無料で見学できます♪

マカオ世界遺産見学ルート 媽閣廟~セナド広場まで

1. 媽閣廟(マーコミュウ)とバラ広場


 まず最初はフェリーから10(A)番のバスで「媽閣廟」で下車してすぐのマカオ最古の中国寺院・媽閣廟から見学スタート。

マカオのパワースポットとして知られている所ということで朝からご利益が頂けそうです^^ バラ広場世界遺産なのでセットでの見学となります。

 

2. 港務局

媽閣廟から歩いて300mほどの港務局。 1874年にイタリア人のカッスートによって設計された建築でもともとインドのゴアから派遣された兵士の宿舎だったそうです。

現在は回廊とロビーのみの公開となっていますが、将来的に全体公開の検討がされているとか。

次の鄭家屋敷への道中にあるので独特な建築様式の外観は見逃さないハズ

 

3. 鄭家屋敷とリラウ広場

鄭家屋敷

次のスポットは鄭家屋敷。 思想家、鄭観応の中国式邸宅。

個人的に「豪商の館」とか「豪農の館」という類の施設が好きなので昔の家の造り・生活様式を細部までじっくり見学することができとても見応えのあったスポット。 他よりも時間配分は多めにしておくことをおススメします。 また、近くに世界遺産のリラウ広場があります。

お鈴
お鈴
鄭家屋敷をしっかり見学した為、媽閣廟と港務局は時間切れに… 次回リベンジします!!
近くのリラウ広場はこれが世界遺産なの? っていうぐらい普通の公園でした
寅吉
寅吉

 

4. 聖ローレンス教会

聖ローレンス教会

聖ローレンス教会は16世紀中頃に建てられたマカオでも最も古い教会の一つで、淡い黄色の壁と、薄いブルーの天井の内装が清々しい雰囲気の教会でした。

教会の外の設置されていた天使が何故か記憶に残っていたりします。

 

5. 聖ヨセフ修道院及び聖堂

イエズス会によって1728年に建てられたバロック建築の教会でドームが特徴的な聖ヨセフ修道院。 修道院を入って右側の祭壇にイエズス会の創始者として知られているフランシスコ・ザビエルの聖骨が安置されているそうです。(こちらもスキップしてしまったので次回リベンジ予定です)

庭にあるガジュマルの木はマカオ最古の木だとか。。。

 
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6. ドン・ペドロ5世劇場

ドン・ペドロ5世劇場

1860年にポルトガル系住民によって建設されたアジア初の西洋式劇場がドン・ペドロ5世劇場。 劇場内部も見学することができ、当時のヨーロッパ文化の質の高さがうかがえる施設で今でも時々コンサートが行われるそうです。

教会は沢山見てしまうと記憶がゴチャゴチャになってしまうのでこういった施設は個人的には好みだったりします。 

 

7. 聖オーガスティン教会と聖オーガスティン広場

ドン・ペドロ5世劇場のすぐ近く、スペインの修道会によって1591年に建てられた淡い黄色の外壁に緑の窓枠が特徴の聖オーガスティン教会 。

お鈴
お鈴
ちょっと地味なので正直、印象が薄いです。 道すがらなのでながら見学で十分かもしれません。

聖オーガスティン広場も世界遺産なので広場とセットで見学。

 

8. ロバート・ホー・トン図書館

香港の大富豪ロバート・ホー・トンの別荘として19世紀後半に建てられたお洒落な雰囲気の建物。 同氏の没後、マカオに寄付され現在はロバート・ホー・トン図書館(マカオ最大の公共図書館)として利用されています。

館内はFree Wi-Fiが利用できますので途中でネット情報収集が可能です♪

 

9. 民政総署

 

セナド広場と道路を挟んだ正面にあり、ポルトガル植民地時代にマカオの市庁舎として使用されていた建物「民政総署」。

内部の一部と中庭が解放されており、ちょっとした展示物があったような気がしますが殆ど記憶に残ってません…

暑い中、教会と違いクーラーが利いて涼しかったことは覚えています(笑

 

10. 仁慈堂大楼とセナド広場

マカオ世界遺産観光の中心地と呼べるセナド広場。 広場に面して建つ白い建物が仁慈堂大楼。 当初はアジア初の慈善施設体として利用されていましたが今は公証役場として使われています。

2階は博物館になっており陶器類が沢山展示されており、バルコニーからはセナド広場が見下ろせるスポットとなっています。 ※博物館へは建物向かって右側にある入口から階段を上って入ります。(入場料は5MOP)

反対の黄色い建物内に観光案内があるので立ち寄りましょう♪

ということで媽閣廟からセナド広場まで約1.5kmの世界遺産巡りコースでした。 続きは次回!!
寅吉
寅吉