プラハ城見学を終えた前回からの続きはプラハ城正門から旧市街広場へかけての街ブラ見学の様子デス 日本人にも人気の観光地ですが貧乏旅行だったので有料観光情報は少なめ やっぱりヨーロッパはお金を掛けないと駄目ですね…
(2019.07.21現在)
プラハ城からペトシーン展望台へ
プラハ城正門
プラハ城見学を終えマティアス門から退城 プラハ城への儀式用の入り口で1614年のマティアス1世の治世中に建てられたもの もともとは城から隔離された二つ窓の凱旋門でした
立派な装飾が施された門の上部 なるほど門を取り込む形で建物が作られたようです
正午の音楽隊を伴う衛兵交代式は見学しませんでしたが毎時ごとの簡単な交代式を見ましたが、簡素バージョンだった為か内容をあまり覚えていません!!
なのでアーリントンの無名戦士の墓守衛兵の交代式を上回ることは出来ず 正午の交代式はとても混雑するようなので早めに場所取りした方が吉です
正門にて交代が終わった衛兵さんと記念撮影する嫁サマ 正門の戦う巨人たちの像は1768年イグナーツ・プラツェルによるもの
フラッチャニ広場近くの展望台からの望むプラハの街 オレンジ色の屋根が眼下に広がります
王の道と呼ばれる道を降りていきます 王の道は歴代のチェコ王が戴冠式の行進で歩いたといわれる火薬庫からプラハ城まで続く約2.5kmの古道 王の道なので階段幅も広~い
小地区にある聖ミクラーシュ教会(聖ニコラス教会) 見学には入場料が必要で100CZK 聖ヴィート大聖堂見学後で教会はお腹いっぱい状態だったので内観はスキップ
Googleさんによると内観はこんな感じのようです プラハで最も有名なバロック様式の教会だけあって内観もバリバリのバロックですね
近くのカフェで遅めのお昼 575CZK(約2,800円)となんかちょっと高い ヨーロッパで日額予算1万はやっぱり厳しい(当たり前?)
ペトシーンの丘
昼食を食べた後は聖ミクラーシュ教会近くの停留所からトラムを利用してペトーシの丘へ
プラハ市内の公共交通網はメトロ・トラム・バス共通チケットで時間単位制 中2日間は24時間券110CZKを購入していたので時間・回数を気にすることなく乗車 ※現在は24時間券は120CZK 最新料金は公式サイトにて (ケーブルカーのUjezd駅までは20番か22番)
24時間チケット(110CZK) 打刻機に矢印の方向に挿入して打刻しないと有効チケットとみなされません
Ujezdトラム駅 観光客が駅舎外まで並ぶ人気ぶり これは凄い…
可愛らしいケーブルカー 1回券が60CZKなので1日券120CZKを買うか3日券330CZKを買う方がオトク
ペトシーンの丘にあるペトシーン展望台タワーに到着♪ 1891年に建てられたパリのエッフェル塔を模した展望タワーで塔の大きさはエッフェル塔の1/5 高さは約59mと小ぶりですが324mの丘の上に建つため眺望台の高さはそれなり
入場料は1人150CZKで299段の階段でアクセス エレベーターを利用する場合は追加料金が必要で+60CZK ※2021.08現在エレベーターは故障中
カレル橋周辺
天気が回復した後再びケーブルカーに乗車して下山後はカレル橋を目指します
ジョン・レノンの壁
ジョン・レノンの壁 ジョン・レノンが描かれていましたが絶えず上書きされているのでどんな壁になっているのかは訪れてみないと分からないという壮大な落書きOK壁
観光名所として紹介されていたので訪れてみましたが壁の絵自体はタダの落書きです
ジョン・レノンが描かれ始めたのは彼が暗殺された1980年からですが、それ以前より共産党体制により自由を規制されていた市民が思いを書き込んでおりそれなりの歴史背景がある場所
壁は所有者のマルタ騎士団が自由な落書きを認めていましたが、オーバーツーリズムによる周辺環境への配慮から現在はスプレーによる自由な書き込みができなくなっているそうです(ソース )
小地区側の橋塔
カレル橋のお城側にある小築側の橋塔 門の両側に2つの塔があり 低い塔はロマネスク様式で12世紀に造られ16世紀末に現在のルネサンス様式に、高い方の塔は15世紀後半に建てられています(低い方が写ってないや・・・)
低い方の塔の写真が無かったのでGoogle Street Viewより 高い方の塔には100CZKで登ることができます 登ってないケド
カレル橋を渡ります 1357年から60年近くかけて完成したプラハ最古の橋 長さ約520m、幅約10m、橋の両側に計30体の聖人像が並ぶ言わずと知れたプラハの観光名所 プラハに来てこの橋を渡らないワケにはいきません
マタの聖ヨハネ、聖フェリックス、聖イワンの像 三位一体会を創設した聖人達でムーア人に捕らえられたキリスト教徒を解放しました 全然知らないや・・・
囚われのキリスト教徒 解放されてよがったね~
橋の上 観光客が多くて全部の彫刻を丁寧に見るのはとても無理~
このおじさんが聖ヤン・ネポムツキー像(聖ヴィート大聖堂内の純銀の墓碑に納められている方) このレリーフを触ると幸福になるというコトでレリーフの一部は常にピカピカ
でも本当に触るべき場所は聖ヤン・ネポムツキーが川に投げ落とされた場所(上の銅像より少し旧市街地側)にある小さなレリーフが正解という説もあります… (どっちも触ってないケド)
幸せになりたい人は取りあえず全部触っておきましょう♪ でも幸せは「なる」ものでなく「気づくもの」なんだよね~
カレル橋で最も古い彫刻カルバリーのキリスト像で1629年の献納 (その当時は木製、後にブロンズに)
十字架の金色の碑文は1696年に加えられたもので、ヘブライ語で「聖なる、聖なる、聖なる主救い主」と書かれています 2007年に何者かに壊され川に投げ捨てられたそうで修復されたもの(以降監視カメラが導入)
黄金の鷲が2016年に修復され一見すると新しいように感じますがこの彫刻が一番古参
ブルタバ川には遊覧船 ヨーロッパは貧乏旅行で来てはダメだな・・・ 1国10日位にて時間とお金を使うべきと思いました 知識も必要なのでガイド付きのツアーの方がいいかも
橋の上からプラハ城を望みます 常に人で溢れているので早朝でないと雰囲気のある写真は難しそう
旧市街地側
橋を渡った先にある旧市街橋塔 1380年以前には完成した歴史ある塔で旧市街地側にはカレル4世時代の象徴となるカレル4世、聖ヴィート、ヴァーツラフ4世、 聖ヴォイテフ、聖ジグムントの像があります
塔の上にはやっぱり100CZKで登ることができカレル橋とプラハ城を望むガイドブックでお馴染みの景色を望むことが出来ます(登ってないケド…)
橋を渡った先の教会聖アッシジの聖フランシス教会と聖サルヴァトール教会 まだまだ観光客だらけ
聖サルヴァトール教会は16世紀後半から17世紀にかけて建てられたプラハで最初のイエズス会教会 教会には入らず教会前を左に進み地下鉄Staromestska駅へ
カレル橋を渡った後、何故か地下鉄A線のStaromestska駅からMustek駅へ移動して旧市街地広場へ(地下鉄駅の歩きを考えたらフツーに歩いて行けた 1日券だから乗ったのかな?)
旧市街広場
旧市街広場
旧市街広場のヤン・フス像とキンスキー宮殿
ヤン・フスは15世紀にプラハで宗教改革を行ったプロテスタントの指導者 カトリックの批判を続け1415年に火あぶりに・・・
ヤン・フスを信仰する人々は、フス派を名乗り反カトリックへ フス派の拠点がティーン教会となる為、このヤン・フス像の視線はティーン教会に向けられています
旧市街地広場と旧市庁舎 夕方にかけて人出が増えてきました
ティーン教会
旧市街広場の東側に位置するティーン教会 現在の建物は14世紀半ばから16世紀に建てられ 高さ80mの鐘楼が特徴的なゴシック様式教会
正面のファザードが建物で隠されてしまっているのは 反カトリック系であるフス派穏健派の拠点であったティーン教会が1620年のピーラーホラの戦いの敗北でカトリック教会に改宗 その際にフス派の人達が侵入できないよう建物で囲ってしまった為
1673年からあるパイプオルガンはプラハで最も古いパイプオルガンとのコト
旧市庁舎とカラクリ天文時計塔
旧市街地広場の中央に位置する立派な塔を持つ旧市庁舎 1338年に建てられた塔、礼拝堂からなるゴシック様式最古の複合建築 壁の装飾は14世紀後半に付け加えられ、15世紀初頭に作られた精巧なカラクリ天文時計が有名
塔には250CZKにてアクセス可能 プラハ城のBコースと一緒と考えると案外高い? 今回は登らず終い…
09:00~21:00の毎時に動き出すカラクリ時計 この時計を制作した時計職人ハヌシュが余所から引き抜きされそうになった際、主人が引き抜かれないようハヌシュの目をつぶされてしまったという話は有名
3階の窓から人を放り投げたり、火やぶりに目潰しと何かとバイオレンス…
旧市庁舎と同じ建物の赤茶の建物はツーリストインフォメーション 19:00までOPENしているのでマップや必要観光情報を入手しておきましょう 観光客が押し寄せる場所だけあって対応はテキパキです
カラクリ時計を眺める人達を眺める 凄い密集度 こんな場所で商売していたらウハウハですね
石畳の広場にオープンテラスの風景は本当にヨーロッパといった感じ
旧市街広場からヴァーツラフ広場へ 突き当りに見えるは国立博物館 まだ7月ですがアイスランドからやって来たせいか何だか陽が短くなった気がする…
キャンディーショップ アメリカにもこの手のお店は沢山ありましたが店の雰囲気はヨーロピアン(意味不明)
石畳がイイ感じ 暗くなってきたのでこの日はこれで帰ります
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- 正門の衛兵交代式は音楽隊が加わる正午の交代式を見るべし
- 百塔の街言われるプラハ 塔に登るにはお金が必要
- プラハの移動は1日券or3日券を買うのがベター メトロ・トラムなど共通
- ペトシーン展望タワーのエレベーターは入場料金とは別に料金が発生
- カレル橋の触れると幸せになれる場所は触るトコロに注意
- ジョン・レノンの壁はかつてほどの自由な落書きは禁止になりました
- プラハ城、カレル橋、旧市街地広場 人混みの中ではスリ注意
関連リンク集
- チェコ共和国公式ブログ チェコ政府観光局、チェコ共和国大使館、チェコセンター東京によるブログ
- チェコ観光局公式サイト チェコ政府観光局公式サイト(日本語)
- プラハ公共交通 プラハのメトロ・バス・トラムの公共交通サイト
- プラハ城 プラハ城公式サイト
- 聖ミクラーシュ教会 聖ミクラーシュ教会公式サイト
- ペトシーン展望タワー prague.eu内の展望台ページ 料金等
- omio.jp ヨーロッパ各地の鉄道・バス・航空券の最安値検索サイト