The Wave狙いのページ滞在編の前にThe Wave抽選についてのHow To編をまとめてみました(興味のない場合はパスして下さい)
私たちが訪れた2019年は1日のアクセス数は1日当たり20人(ネット事前抽選枠10人、現地抽選枠10人)となっていましたが2021年2月1日にその上限が1日64人(又は最大16グループ)まで引き上げられました ネット抽選手数料は5ドル→9ドルに引き上げられましたが1日のアクセス枠は3倍以上に!! そんなThe Waveのパーミッション最新情報です
(2021年4月現在)

アクセス制限数の拡大

 

抽選応募数の推移

テレビや雑誌で広く取り上げられて以来、ザ・ウェーブの人気はうなぎ上り 年間許可数が7300のままにも関わらず、2019年度の申請数は5年前の2倍と急増し、僅か7300の枠に実に20万人の申請者が抽選に臨みました 確率的には東大合格より遥かに狭き門です

現地抽選は実際にカナーブを訪れないといけないということもありネット抽選ほど大きな伸びは無いものやはり増加傾向 現地抽選では2018年のブラックフライデーに過去最高、400人近くの許可申請者がオフィスに押し寄せました

 

2019年時の抽選状況

私たちが訪れた2019年度は年間7300人分のパーミッション枠に対して200,589人が申請(オンライン・現地抽選合計)、ザ・ウェーブの許可証をゲットできる確率は僅か3.6%でした

度重なるメディア露出と僅か20人しかアクセスできないという希少性が話題を呼びザ・ウェーブに行けるチャンスは過去最高に狭き門となりました

寅吉
寅吉
競争率が高いのは4,5月の春、9~11月の秋が一番高く 天気が不順な冬がローシーズンとなります

1日20人から64人へ

アリゾナ州北部のパリアキャニオン/バーミリオンクリフ荒野エリアのコヨーテビューツノース特別管理エリアにあるウェーブは生態学的に敏感であり、修復不可能な損傷に対して脆弱であると見なされてきました

沢山の人を受け入れてしまうと環境保全が難しいと判断したBLM土地管理局によって長年に渡り1日のアクセス数を1日あたり20人までとしてきましたが、許可申請数の急増を受けてBLMは2021年2月、1日のハイカー割り当てを64人または16グループのいずれか早い方に増やすことを承認しました

お鈴
お鈴
ネット申請者の割合が高いのでネット許可数は10人→48人に拡大よ

 

The Wave 抽選について

 

抽選方法は基本同じですがネット手数料の値上げ、現地抽選会場場所が変更になっています

 

抽選方法

ザ・ウェーブの抽選方法は下記の2つ

  1. オンライン抽選 世界中からオンラインで参加可能 倍率が高い 有料9ドル(5ドルから値上げ)
  2. 現地抽選 現地の抽選会場で前日抽選 オンライより倍率は低い 無料

世界中の人に対して区別差別することなく平等公平に抽選を行っているので邪な行為は慎ましょう 複数人で参加する場合 それぞれが代表者となり申し込むなどはNGデス

 

抽選人数

  • オンライン抽選 各日 48人 又は12グループ (どちらか先に達した方) 
  • 現地抽選 各日 16人 又は4グループ (どちらか先に達した方)

1回の抽選に参加できる最大グループ人数はオンライン・現地とも6人までとなっています (例: 9人グループの場合は2つに分けて申し込み)

 

※以前はオンライン・当日抽選とも各日10人の計20人でしたが 2021.04現在は オンライン48人(又は12グループ)、現地抽選16人(又は4グループ)計64人(又は16グループ)となりました

寅吉
寅吉
毎日20人の枠が64人と3倍以上に増枠されたので少しは行きやすくなる?

 

ネットでの抽選申し込み

 

申し込み先

国が国立公園関連(キャンプサイト、入場チケット、ツアーチケット等)の予約管理を一括で行っている recreation.gov のサイトより申込みします

オンライン予約には事前にサインアップを行いアカウントを作る必要があります

 

抽選に必要な料金

The Waveのオンライン抽選に申し込む場合は手数料として9ドルが必要となります また料金は外れても返金されません 

 

申込方法

同じ月の抽選に申し込めるのは1人1回まで、1回の抽選で、最大希望日を3つ選ぶことができます (2回以上申し込んだ場合、古い申し込みは自動的に取り消し、9ドルの返金もありません)

当選の場合、当選日は希望日の中の1日のみが有効で他の希望に振替はできません

抽選参加はThe Waveに訪れたいと思う月の4ヶ月前から申し込みが可能となります 例) 8/1~8/31の間に計画している場合、4/1~4/30に申し込み

抽選は月末締切の翌日1日に行われ抽選結果が登録メールアドレスに遅滞なく届き来ます 上記の場合 5/1日に抽選・結果メール送信

申し込み時にalternate permit holdersを3人指定することができ万が一都合が悪くなった際、権利を指定した何れかの人に譲ることが可能 (当日は必ず本人かalternate permit holdersの誰かがグループ内に居ないと無効です)

 

当選人数

オンライン申し込みの当選枠は 1日48人又は12グループ(どちらか先に達した方となります) 例 2人組みが12組当選してしまった場合は計24人ですがそこで締切

 

当選したら

当選したらその月の15日までにWeb上で許可申請書に旅行情報を記入し、許可料金7ドルをクレジットカードで支払います 上記の場合、5/1に当選メール 5/15までに手続きを終える必要があります

手続き終了後4~6週間後に許可証が郵送されます 郵送ではなく、カナーブビジターセンターでの現地受取を選択することも可能 現地受取の場合、政府発行ID(パスポート等)が必要となります

 

寅吉
寅吉
4月下旬、5月上旬それぞれ3日程選び12月、1月にネット申請しましたが両方ハズれでした~
当選してたらスケジュールがFixになり楽だったのに残念
お鈴
お鈴

 

[php_everywhere]

 

現地での抽選申し込み

 

ネット抽選に外れてしまった場合、残る手段は現地抽選のみ ということでカナーブのビジターセンターで現地抽選に挑むことになりました

現地抽選の枠は各日10人(現在は16人or4グループ) かなり狭き門となるので私たちがThe Wave挑戦に充てる期間は1週間 この先の人生で現地抽選に充てられるチャンスは少ないと考え1週間通う覚悟

 

開催場所

私たちが訪れた際の開催はカナーブのビジターセンターでしたが現在は場所が変更となり、街中のKanab Center(カナーブセンター)で抽選が行われます

住所: 20 North 100 East, Kanab, Utah 84741

抽選に参加できるのはグループごとに1名だけ、同じグループ内で複数のメンバーが申請書を出した場合は失格となります

また抽選には政府発行のID(パスポート)の提示が必要になる場合があります

 

開催時間

抽選は、夏季(3月中旬~11月中旬)は毎日 冬季(夏季以外)は月~金曜日に開催 金曜日に3日分(土・日・月曜日)の抽選が行われます

抽選の流れは

  • 8:00~ 会場オープン
  • 8:30~ 抽選にあたっての諸注意を経て申込み用紙作成
  • 9:00~ 申込締め切り 抽選開始 (9時までに必要事項を記入した申込書を提出できればOK)
  • 9:15~ The Waveを訪れる際の注意事項説明 (当選し許可証を受けった人が対象)
寅吉
寅吉
抽選方法は数字の書かれたボールをガラポンに入れて代表者の前でガラガラ抽選
抽選時は代表者しか会場に入れなかったので私は見れませんでした
お鈴
お鈴

 

申込書記入事項

入国書類や関税書類が記入できれば問題ありません 記入する事項は

  • Date of applications: 申請日
  • Number of people: グループ人数
  • Number of dogs: 犬の数(グループ人数には含まれませんが当選したら犬も料金が発生)
  • Name of trip leader (first and last): 代表者のフルネーム
  • Names of all others in group (up to 5 others): 参加者のフルネーム(最大5人)
  • Home address: 住所
  • City: 市区町村
  • State: 都道府県
  • Zip code: 郵便番号
  • Country: 国
  • Phone #: 電話番号
  • Emergency contact name: 緊急連作先の氏名(事前にピックアップしておく)
  • Emergency contact phone #: 緊急連絡先の電話番号(事前にピックアップしておく)
  • License plate #: 車のナンバープレート (事前にメモしておく)
  • Brand/model:   車の車種 2WD、4WD、RVの駆動を選択
  •  Guide company(if applicable): ガイドがいる場合

ナンバープレートは駐車場で照合される場合があるので必ず当日使用する車のモノを記入

※現在筆記用具が用意されていないという情報もあるので筆記用具は念の為持参して下さい

抽選に外れてしまい翌日以降も引き続き参加する場合、申請書を新たに記入する必要はありません

最初の抽選時に申請書ごとに番号が割り当てられ、抽選が終わった後もセンターで翌日チャレンジする人の為に翌日まで保管されます 翌日訪れた際に前日の割り振り番号と自分の番号を伝えればOK(同じ申請用紙を使いますが、新たにその日の番号が割り当てられます→以降、当たるまでリピート 例:初日の割り当て番号が5番で落選、翌日5番と氏名を告げる 新たな割り当て番号8番で落選、3日目は8番と氏名を告げる…)

 

抽選に必要な料金

オンライン抽選と異なり現地抽選の場合は費用はかかりません 毎日当たるまで参加しても無料です

当選した場合入場料として1人7ドルを支払うことになるので入場料分の現金は用意しておくこと(現金か小切手のみクレジットカードは不可)

 

その他

当選した場合翌日にThe Waveに訪れることができますが天候や道路状況で行くことが出来ない場合、他の日程に振り替えることはできません

一度現地当選した場合、それ以降2週間は抽選権がありません

 

寅吉
寅吉
とういうことで実際の抽選様子は次回に続きます 1週間でザ・ウェーブへ行けるか?

※次回の更新は5/8の予定です

 

[php_everywhere]

 

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • ザ・ウェーブの許可申請者は年間20万人越えの狭き門
  • 2021年2月よりザ・ウェーブへのアクセス数が1日20人から64人へ拡大
  • ネット抽選申し込みは訪れたいと思う月の4ヶ月前から申し込みが可能
  • 現地抽選会場はビジターセンターからカナーブ・センターに変更
  • 年を追うごとに申請者が増えるザ・ウェーブ 行くなら少しでも早い方が吉
  • 条件が変わる恐れがあるので最新情報はオフィシャルサイト で要チェック