ウユニの次の訪問地として楽しみにしていたアタカマはまさかの大雨、その先のアルゼンチンにも抜けられないということで逃げ出すようにアタカマを離脱して向かった先が鉱山の街カラマ
そのカラマも市内に入った街の様子があまり魅力的に思えなかったので、バス乗車を延長してイキケへ目的地変更 大雨・行き先変更続きの迷走移動とイキケ滞在のまとめネタです
(2019.02.09~2019.02.11現在)
アタカマ~カラマ(そしてその先へ)
アタカマバスターミナル
09:30 9時出発予定のところ30分遅れでアタカマ発 バスはターミナルの発着駐車場から出るかと思いきや外の道路脇に配車&出発となったので気づかなかったら乗り損ねていました Turbusにてカラマまで1人3,000ペソ(約500円)
カラマバスターミナル
11:00 アタカマから1時間半ほどでカラマのTurbusターミナルに到着 車窓から見た街の様子がイマイチな感じだったのでまたしても行き先変更をケツダン
カラマの北、太平洋側に位置するイキケへ行くことにしてチケットを買い足し、1人8,000ペソ(約1350円)
カラマは各バス会社ごと営業所があり、総合バスターミナル的なモノはない街みたい

イキケバスターミナル
17:00 カラマから北に約390kmに位置するイキケのTurbusターミナルに到着
街に入り、電波が入ったところでBookimg.comからプッシュ通知 予約してた宿から逆キャンセルの連絡
宿からのメッセージを翻訳したら「昨日の大雨で被害を受けた為、宿泊を受け入れる状況でなくなった」 とのコト
「昼に入れた予約だよ 泊まれないならCloseしとけよ」 とイラッとしましたがウユニからの迷走続きでもうどうでもいい感じ 仕方がないので別のホテルを予約し直し、タクシーで向かいました
カバンチャビーチビーチ近くの宿まで約2.5kmの距離で3,000ペソ(約500円)
イキケのお宿
Hotel Miraflores
イキケでの宿は時計塔のあるダウンタウンではなくリゾートマンションが立ち並ぶカバンチャビーチ近くのHotel Mirafloreというホテル 1泊朝食付で37,750ペソ(約6,300円)×3泊
フロントに入ったら天井が床に落ちていて片づけ中の真っ最中 Mucho lluvia(大雨)のせいだという そんなに酷かったの??
夏のハイシーズン中なのかビーチに近い立地のせいか、予約できる宿が全般的に高かった印象のイキケ、ウユニ同様料金の割にクオリティが低くてリピートはナシ
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イキケ街歩き
何かがおかしいイキケ
カバンチャビーチ チリのビーチリゾートだけあって19時というのにビーチにはまだたくさんの人の姿がありました
小腹が空いたのでビーチ沿いで出店されていたチェロスを頂く
同じくビーチにあるIquique文字看板 ビーチを見る限り大雨の被害らしい被害はなく、至ってフツーの様子でしたが…
少し陸地側に入ると道路はアチコチ水溜りがあり、通りのレストランは椅子をテーブルに上げて掃除中
結構な確率でお店がお休み状態 街の中心の大通りには大きなスーパーが3店舗あるのですが全て休店状態

レストランもスーパーもホボ全滅状態の中、屋台が営業していたのでホットドックを食べてホテルに戻りました
部屋に戻り、テレビを見てビックリ イキケもガッツリ大雨で大通りが水没状態の映像が 普段全く雨が降らない街だけに排水整備は皆無 少ない雨量でもとんでもないことになるのね
ニュースによると24時間で降った量は25mm程のようですが基本全く雨が降らない場所なので25mmの降水でも大被害だったようです

※大型スーパーは翌日からは営業してました
イキケの街をブラブラ
アタカマに続きイキケもまさかの大雨被害でしたが翌日以降は天気が回復したので街をブラブラ
次の訪問地へのチケットを探しに向かったバスターミナル
駐車場は大雨の二日後でも結構な水溜り、おまけにバスターミナル内に入ったら中は停電中で予約が取れないとの事(Turbusターミナルも停電中でした) 仕方がないので後でNet予約することに・・・ ※ペルー国境付近の街アリカ行は雨の為不通状態とのコト
気を取り直してバスターミナルから南下しながら街ブラ
エスメラルダ博物館 近くで沈没してしまったエスメラルダ号を復元 博物館として公開されています 1人2,500ペソ
エスメラルダ博物館から少し歩いたところにある魚市場 1階には太平洋で取れた魚介類が並びます
市場の名物は魚を捌いた際に出た魚のガラ目当てに集まるアザラシさん アシカと違い巨大な体なので迫力満点
2階は色々な海鮮食堂が集まるフードコート テキトーに頼んでみましたがハズレを引いてしまったようでイマイチでした たぶん美味しい品もあるハズなので一度は覗いてみて下さい
続いて白い時計塔がシンボルのアルトゥーロ・プラット広場 周囲には市民劇場の他コロニアル調の建物がみられます
時計塔は1878年イキケがまだペルー領だったころに建てられたもの
白亜の建物は旧スペインカジノで今はカフェレストラン その名も「Casino Espanol」

アルトゥーロ・プラット広場はとても穏やかでほのぼのとした雰囲気 約2500mの高地から降りてきたので暑さも復活
広場周辺はたくさんのレストランが並び観光客が多いエリア ビーチに用が無ければこのエリアに滞在する方が便利
街の東側には不毛の山が連なります 記録的な雨に翻弄されましたが直接的な被害を受けなかっただけ良しとします
イキケは郊外に世界遺産のハンバーストーン硝石工場町跡が観光名所としてありますが雨の影響があるだろうと思い行きませんでした
大平洋に沈む夕陽 こんなに暖かくて綺麗な夕陽を見たのはいつ以来だろう?
とても疲れたよ パトラッシュ
なんだかとても眠いんだよ
パトラッシュ…
アルゼンチン側に抜けて南下する予定がノーマークのイキケへ イキケから先Fishまではまだ時間があるので太平洋側の街を順々に南下しようかと思いましたがもう面倒くさくなってしまいサンティアゴまで一気に戻り、過ごし易かったメンドーサでステーキ籠りすることにしました

次はもっと上手に旅します
超まとめ
- イキケのバスターミナルは総合ターミナルとTurbus専用ターミナルがある
- 年間雨量限りなく0mmの街 30mmの雨が降っただけで大災害
- イキケは縦に長細い街 移動しにくいので泊まる場所は良く考えて
関連リンク集
- Chile Travel チリ公式観光サイト
- Turbus チリの大手バス会社
- コルベット・エスメラルダ博物館 エスメラルダ博物館公式サイト
- Casino Espanol 内装がとても素敵なイキケのレストラン