イグアスの滝見物後のルートを考えた時、どこへ行こうかと迷いましたが、世界一の大河川 アマゾン川を体験したくアマゾン流域を目指すことにしました
ブラジルの都市部にあまりいいイメージがなく、移動も遠くて手間が掛かりそうなのでフォス・ド・イグアスからは飛行機で一気にアクセス 今回はイグアスの滝からマナウス&マナウスの街の様子をまとめています
(2019.01.04~01.08現在)
マナウス
マナウスは、ブラジルの北部に位置するアマゾナス州の州都でゴム・ブームにより繁栄した河港都市 人口は200万を超え、ブラジル国内で7番目に多い都市区となっています
熱帯雨林の中心地だけあって気候は高温多雨 私たちの滞在中も雨は毎日のように降っていました

イグアス to マナウス
フォスドイグアス空港はイグアスの滝へ行く途中にあるので市バスステーションから120番系統のバスでアクセスします 120番のバス乗り場からAeroporto、Cataratas 行のバスに乗ればOK
市バス料金は一律なのでイグアスの滝へ行く際と同一料金です 2019.01で3.75レアル
利用した飛行機はLATAM AIR フォス・ド・イグアス発~サンパウロ経由~マナウス行
エアー代は1人26010円×2 プラス荷物の重量オーバー代240レアル(約7000円)と結構イイお値段
09:45 イグアス空港発 最後にイグアスの滝を上空から見ることができました 空から見るとイグアスの滝も大河の一点に過ぎないんだな と不思議な感覚
11:45 サンパウロ空港着 14:15 同サンパウロ空港発にてマナウスへ向かいます
16:00 マナウス空港着 ダウンタウンまでは距離がある為、(ブラジルなのでちょっとビビッて)タクシーにて移動
タクシー乗り場は到着ロビーからタクシーマークが床に記されているので簡単 空港から市内ホテルまで約14km乗車で75レアル(約2200円)でした
マナウスのお宿 Go Inn Manaus
マナウスでの滞在はアマゾナス劇場近くのGo Inn Manausに宿泊 当初2泊予定でしたがアマゾン川ボートの出発日の都合で2泊延長 計4泊滞在しました 1泊朝食付きで3350円×4泊
立地場所、良く効くクーラー、朝食バイキング等 申し分のない内容のホテルでしたが館内の照明が怪しいブルー(?)基調の照明でなんだかラブホっぽい雰囲気でした(笑)

マナウスにて
1/5~1/7までの滞在期間中にウロウロしたマナウス市内の様子です 高温多湿地帯だけあって蒸し暑く、毎日スコール的に雨が降りました 一日中降り続くことはなかったですが激しく降ると動けなくなるほどの雨になるので空模様に注意して出かけましょう
街の様子
アマゾナス劇場脇の白と黒の石畳が印象的なサン・セバスチャン広場 中央には立派な記念碑(ブラジル発見400年)があります

広場の周辺にはヨーロッパ風のコロニアル調の建物が見られます サンセバスチャン広場は絶えず警察による警備がなされているので安心エリアでホッとします
アマゾナス劇場隣 正義の宮殿(旧 裁判所)

※はす向かいにツーリストインフォメーションがあります
街の様子 治安があまり良くないと聞いていたマナウス なので大通り周辺にてプラプラ(他に観光スポットらしきものもないので)
取りあえず人が多い所は警察の姿も見られ問題ありませんが犯罪多エリアなので十分気をつけましょう
1/6は日曜日の為か大通りが歩行者天国となり市のようなモノが開かれていました
熱帯地帯なのでフルーツが豊富 味見で頂いた ランブータン ライチに毛をはやしたようなフルーツ
マレー諸島が原産でrambutが「毛」という意味らしいですがブラジルでは何と呼ばれているのでしょうか?
こちらはブラジルナッツ アマゾン川流域だけで収穫できるナッツで濃厚な味わいが特徴 アチコチで売られていました 外皮はココナッツの実に似ていて中に写真にある茶色いナッツが沢山詰まっています
暑さ+多湿なので冷たいモノが欲しくなる アサイーソフト 3レアル(約90円) 小ぶりココナッツジュースは2レアル(約60円) 因みにモロコシ1本は4レアルでした
もともとは1929年に建設された市時計 リニューアルされようでピカピカでした 時計はMade in Swiss とか
市時計の近くにある聖マリア・メトロポリタン大聖堂 (フツーの教会でした)
市バスステーション 周辺にアマゾン川ボートの取扱い露店があります
現役か分かりませんが歴史がありそうな港湾建物 (突き当りがマナウス港となります)
大通りからムニシパウ・アドウフォ・リスボン市場へ向かう途中の廃墟物件
大通り沿いは警官の姿がチラホラ確認できますが少し外れると治安が悪そうになるので不用意にウロチョロしない方がいいかもしれません
ムニシパウ・アドウフォ・リスボン市場 肉・野菜・魚が揃うマナウス内の市場の一つ (観光的にはこの辺まででしょうか?)
魚類はアマゾンのど真ん中ということでタンバッキーやアロワナといった川魚が中心(魚がデカいです!!)
市場周辺にも船着き場があり、川沿いにハンモック船チケットを扱う露店が沢山あります

予約した船はマナウス→タバチンガ(三国境付近)を36時間で結ぶAJATOの高速ボート(通常船は4日位は必要) 全食事付で1人680レアル(約20,000円) とちょっといい値段
高額にも関わらず、カード不可だったので市場のATMで現金を引出し購入 1/5予約時、一番早い出発で1/8発だったのでGo Inn Manausを2泊延長しました
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アマゾナス劇場
高速ボート出発まで時間がたっぷりあったので市内で最大(唯一?)の観光スポット アマゾナス劇場見学に参加しました
劇場見学ツアー1人20レアル(約600円) と料金はお手頃 ブエノスアイレスのコロン劇場に続いての劇場見学です
ゴム産業の一大ブームで豊かになった入植者がその財に物言わせヨーロッパ水準で建てたルネッサンス様式の劇場でパリのオペラ座を模して建てられたと言われています
1896年の建設当時は世界三大劇場に数えられたほど立派な劇場で材料のほとんどをヨーロッパから輸入して建てられています
雰囲気があり重厚な造りの劇場内部 緞帳は建設当時のものでブラジルの画家クリスピン作でソリモインス川とネグロ川合流点を描いたもの
天井画はエッフェル塔を下から見上げた構図で描かれており、支柱の間に芸術や音楽をテーマにした絵が配置されています
2階以上は全てバルコニーのボックス席という豪華な造りは建築当時のマナウスの繁栄ぶりが分かります
歓談用のサロンの内装と天井画(イタリア人のドメニコ・デ・アンジュリスの作) 豪華な内装はアマゾンの奥地にいるということを忘れてしまうほど
当時の様子を伺える楽屋内も見学できます

サンセバスチャン広場前に建つサンセバスチャン教会
日本食レストラン ひまわり
現地で出会った日本人旅行者と一緒に訪れたサンセバスチャン広場すぐそばの日本食レストラン ひまわり
日系ブラジル人の方が経営するお店でまたしても日本食を頂いてしまいました お刺身はピラニアの刺身
ご一緒した方のオーダーですがおすそ分けしてもらい、頂きました♪
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- 治安があまり良くない為アマゾナス劇場から市場間以外は不用意に出歩かないこと
- 高温多湿の熱帯気候 雨は毎日降るつもりでいましょう
- アマゾナス劇場見学ツアーは料金も手ごろでお勧め 参加必須
- アマゾン川ツアーも盛んでピンクイルカツアーや川の色が変わる合流ポイントツアーが人気
- ブラジルナッツはそこまで美味しくない
関連リンク集
- Viva Manaus マナウス観光サイト(オフィシャル)
- マナウス劇場 マナウス劇場(アマゾナ州文化関連サイト内)
- Terminal Ajato Terminal AjatoのFacebookページ
- レストランひまわり 日本食レストランひまわりのFacebookページ