フィッツ・ロイのトレッキングから戻った翌日、エル・カラファテを後にし、北上再開 人気的には40号線を北上してバリローチェ入りするのが主流らしいですがここ数年で耳にするようになったマーブル・カテドラルが気になり国境の町ロス・アンティグアス経由でチリ入りすることにしました
今回のお話はエル・カラファテからマーブル・カテドラル見物を経てチリのコジャイケに至るまでの様子のオハナシです
(2018.12.04現在 道路状況・アクセス利便性は当時より改善されていると思います)

 

エル・カラファテ~トランキーロまで

 

エル・カラファテ~アルゼンチン出国

エル・カラファテからチリとの国境町ロス・アンティグオスへはバリローチェ行の夜行バス(24時間コース)に乗り、途中下車という形になります

寅吉
寅吉
私たちはChalten Travelバスを利用 2人で$4180ARSでした

エル・カラファテバスターミナル

18:00 エル・カラファテ発 エル・チャルテン経由のバリローチェ行きの夜行バスにて出発

 

車内で配られた夜食

21:15 エル・チャルテンを経由した後で車内で配られた夜食 ずっしりと暖かいキッシュを頂きバス泊

 

ロス・アンティグオス バスターミナル

06:45 ロス・アンティグオスのバスターミナルに到着
ロス・アンティグオスは小さい街ながら風光明媚なヘラネル・カレーラ湖畔に位置するアウトドアアクティビティが盛んな町です

 

TAQSA 窓口 バススケジュール 2018.11

バスターミナル内で国境を隔てた隣町チレ・チコ行のシャトルサービスを発見 2人で$600ARS(約1850円)
チレ・チコのバスターミナル迄は15km程の距離なので距離から考えるとちょっといい値段

 

チレチコ行きバン

09:00 黄色いミニバスにてロス・アンティグオスを出発

 

アルゼンチン国境

09:15 あっという間にアルゼンチンのイミグレに到着
アルゼンチンとチリのイミグレ間は直線距離で1.5kmほどですが川を迂回するので6kmと結構な距離があります その間を歩く人も居ます(というか、歩いていた人が居ました)

 

チリ入国~トランキーロ

チリ国境

09:50 チリ側のイミグレに到着

 

チレチコバスターミナル

10:10 出入国手続きを経てチレ・チコのバスターミナル到着
9:00出発で15kmの道中ですが入出国審査があるので最低でも1時間は掛かります

 

チレチコのメインストリート

バスターミナルの南に面するメインストリートの様子 こちらも釣りやアウトドアアクティビティーが盛んな観光の町

 

チレチコバスターミナル内 チレチコバスターミナル内

バスターミナル内の様子 小さいながらターミナル内に数社のバス・ツアー会社ブース、飲食スペースあり

 

マーブル・カテドラルツアー申込

その一角にマーブル・カテドラルツアーのスタート地点 トランキーロ行のバスを扱うブースがありました

ロス・アンティグオスの到着から接続する形で20分後で出発とのコトで慌ただしいのですがトランキーロ到着後のマーブル・カテドラルツアーもインクルード可で合計1人25,000チリペソ(内訳 バス代20,000、ツアー代5,000)

 

トランスポートバス

利用会社はcosta carrera という会社のマイクロバスにて10:30

寅吉
寅吉
時間がないのでツアーセットで即決 驚くほどトントン拍子でトランキーロへ出発

途中のトイレ休憩

13:20 チレ・チコ~トランキーロ間は165kmあるので途中プエルト・グアダルの商店でトイレ休憩
お昼にエンパナーダを購入(味は微妙・・・) トイレは有料 200ペソにて

 

車窓からの眺め ヘネラル・カレーラ湖

美しいヘネラル・カレーラ湖の湖畔いを走るルートなので車窓からはご覧の絶景が楽しめます

お鈴
お鈴
バスの座席はフリーでした 美しい景色を見る為には進行方向右側を陣取って下さい!!

絶景ポイントパノラマ

パノラマではこんな感じ 2018.12の旅行当時、一部の道路は未舗装の砂利道でした

 

トランキーロ バス停

14:30 トランキーロのバス停到着 バスの到着に合わせてコジャイケ行のバン運転手が乗客探しに来ます

ツアーを終える頃の16時に出発するというコトでコジャイケ行もトントン拍子で座席ゲット 1人12,000チリペソ(チップ別で1000ペソ 約4280円) 座席に限りがあるので早い者勝ちです
 

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マーブル・カテドラルツアー

 

寅吉
寅吉
それではメインイベント カテドラル・ツアーの様子をどうぞ♪

ボート乗り場へ向かう(徒歩)

バス停から約700m離れた船着き場まで歩いてアクセスします

 

トランキーロ教会 トランキーロ教会

道中にあったトランキーロの教会 何の飾り気もない質素な教会

 

トランキーロの街道沿い

街道沿いのメインストリート 本当に長閑な田舎町デス 天気が良ければ風光明媚で滞在してもいいかも(全ては天気デス)

 

湖畔近くのツアーブース ボート乗り場

船着き場にはツアーブースがありトランキーロからの参加でも全然OKですがある程度人が揃わないと出発しません

 

湖上よりトランキーロを望む ツアーボート

15:00 ボートに乗ってツアースタート 湖上から見たトランキーロの町とツアーボート(10人位乗れます)

 

マーブル・カテドラル

マーブル・カテドラルはこんな感じ 柔らかい大理石が数千年に渡る波の浸食で形成された正に自然の芸術品

 

マーブル・カテドラルツアー

えぐられた大理石の中は独特な形状をしています

 

浸食の様子  浸食の様子

岩肌は、デコボコだったり、ギザギザだったり、鱗のような模様だったり様々です

 

岩肌の様子 大理石の様子

色も青みがかかっていたり、黄色っぽかったりと色々な色があるので鉱物ファンにはたまらないかもしれません

 

マーブル・カテドラル

たぶん青く輝く洞窟と言われる所以のスポット 青みがかった色に湖の色も加わって本当に綺麗なポイントでした

お鈴
お鈴
お天気が良く本当に綺麗で、パイネ&フィッツロイの悪天候分を取り戻した気分でした♪

 残された島 マーブル・カテドラルツアー

浸食により孤立化した大理石 更なる年月で湖に崩れ落ちることでしょう

 

青く輝く湖面

寅吉
寅吉
天気が良かったので湖の色が超絶綺麗! 中にはガッカリという声もありますが大満足でした♪

ヘネラル・カレーラ湖と雪を頂く山脈

ヘネラル・カネーラ湖と雪を抱くアンデスの山々 交通の便は悪いですがそれだけに自然の素晴らしさが際立ちます

 

トランキーロからコジャイケへ

トランキーロバス停内 コジャイケ行きワゴン (手前)

16:30 ツアー終了後 バス停でサンドイッチを買い込んでバンに乗ってトランキーロ発
16時発の予定でしたがツアーが終了するまで待っていてくれていました

 

トランキーロから途中のビージャ・セロ・カスティージョまでは殆どが未舗装道路の砂利道 途中、絶賛工事中の片側通行区間もあり結構時間が掛かりました

寅吉
寅吉
砂利道を運ちゃんが窓を開けて走るから車中は砂埃で酷い状態でした

 

道中の様子 コルディジェラ・カスティージョ

19:45 トランキーロから120kmビージャ・セロ・カスティージョ
国立公園でトレッカーに人気のカスティージョ山のベースとなる町で2名が下車しました

 

 

21:30 日が暮れた頃にコジャイケのバスターミナルに到着
コジャイケからトランキーロ行きサービスのチラシがありましたが料金はホボ一緒でした

寅吉
寅吉
到着が遅くなりましたがトントン拍子でコジャイケまで一気に到達できました♪
今では工事も終わり、ツーリストも増えアクセスはもっと楽になっていると思います
お鈴
お鈴

次はもっと上手に旅します

 

出掛ける前はトランキーロ前後の交通の便が悪く、毎日バンがある訳ではない・満席の場合は次の車を待つ必要がある等スムーズに抜けられるか心配でしたが、実際は観光客が増えたおかげで移動連携がスムーズで簡単に抜けることができました
現在では道路工事も終わり、運行会社も増えコジャイケ~ロス・アンティグオス間の移動は更にスムーズになっているかと思います

 

超まとめ

  • 天気が良ければマーブル・カテドラルはガッカリしない
  • ヘネラル・カネーラ湖沿いの道中は絶景  北上なら進行方向右側、南下なら左側に座るべし
  • とは言え天気が悪いと色が単調となってしまうのでガッカリしてしまうかもしれない・・・
  • マーブル・カテドラルのメジャー化でアウストラル街道のアクセスは年々便が良くなっているハズ
  • カスティージョ山のセロ・カスティージョ湖へのトレッキングは機会があればチャレンジしたい