ロストバゲージにてバルト三国南下中♪ タリンを後にして次に向かうはラトビアの首都リガ 13世紀からハンザ同盟の港町として栄えてきた街でバルト三国内では最古&最大の街
今回はタリン、リガのバスターミナルの様子とリガ到着後にぶらり歩きしたダウガウァ川周辺散策のまとめデス
(2019.06.29現在)

タリンからリガへ

 

タリンバスターミナルの場所

タリンのバスターミナルは旧市街地の南東、タリン空港の手前に位置しています 旧市街からのアクセスだと2番、4番のトラムでアクセスするのが分かりやすくて便利 降車駅はBussijaamにて

料金は1時間チケットで1.5€(券売機、アプリ購入のこと) 所要時間は10分かからない位で到着します

寅吉
寅吉
私たちは宿泊先から23バス でアクセス 3Dayパス(5€)で移動しました

 

タリンバスターミナル

タリンバスターミナル

タリンバスターミナル 1959年にヴィル広場近くから移転され1965年に現在の建物が建てられたバスターミナル 2012年に大幅改修を行い近代的にパワーアップ

 

タリンバスターミナル 券売機

通常の有人チケット売り場・タッチパネル式券売機の他、モバイル型端末でも購入することが出来るみたいです 流石IT先進国

 

タリンバスターミナル

ターミナル内はオレンジを基本カラーにした近代的デザイン コンビニショップ、飲食店、コインロッカーと一通りの機能を備えます

アイスランドに比べるとパン・ペイストリーは随分安くなりました 写真のペイストリーで1.5€ 昼用にいくつか購入してバスに乗り込みました

 

ATM

もちろんATMもバッチリです

 

利用バス

LUX

11:30 タリン出発 利用したバスはネットで予約したMaLux Expressというバス会社 料金はリガまで1人23€(約2,820円)にて

ヨーロッパ初の長距離バス利用でしたが至極快適 シートの座り心地は良く、座席間隔も十分、各座席には液晶ディスプレイ付いており、無料WiFiも利用可能でした ※郊外エリアはNGの場所あり

 

タリン~リガは途中パルヌのバスターミナルに寄り、長距離バスで約4時間半fの道のり 越境についてのパスポートチェックはもちろんありません

Lux Express以外にもEurolinesやEcolinesのバスがあるのでomio.jp/ などの運賃比較サイトをチェックして予算・行程にあったバスを選択しましょう

 

リガバスターミナル

16:10 ほぼ定刻どおりにリガのバスターミナルに到着 リガのバスターミナルも旧市街の南東に位置していますがタリンよりは距離が近いのでバス等を使わずとも十分徒歩圏内 運河を挟んでスグが中央市場

 

リガバスターミナル

タリンのバスターミナルより1年センパイの1964年の建物 タリンのようなリニューアルが行われていないのでちょっと古めかしい感じがしますがコンビニ・ATM・飲食店があり必要な機能は揃っています

 

リガバスターミナル

バスが沢山並ぶ乗降車側の入り口 少し歩けばダウガウァ川、運河を挟んだ左隣りが中央市場
 

ダウガヴァ川沿い見物

 

リガ中央市場

リガ市場

バスターミナルの隣に位置するリガ中央市場 20世紀に建てらたかまぼこ型のドーム建物が5つ並ぶ巨大市場

建てられた当初はヨーロッパで最大級の市場だったそうです 面白い形をしているのはドイツのツェペリン方飛行船の格納庫を移築したため

 

リガ市場  リガ市場

巨大な建物が5つもあるので果物、野菜、チーズ、肉、総菜を販売する屋台がたくさん アジアや南米の市場と違い清潔感もバッチリ

 

リガ市場

ハチ蜜専門店 集めた蜜の種類が違うのか色々なハチ蜜がいーぱい ダウグマレス蜂蜜店というお店でラトビア蜂蜜だけを扱う名店だそうです お土産にいいかもしれません

 

リガ市場  リガ市場

建物の外には野外マーケットもあり生鮮品や生花を中心に販売 フィンランド同様 チェリーやベリー系が旬で沢山販売されていました 雑貨や衣料品が並ぶ一角もあります

 

ライフル部隊の象

ライフル部隊の象

ラトビア兵士の像ですがボリシェヴィキに忠誠を示し、ボリシェヴィキ体制の為に活躍した為、赤のラトビアライフルマン(ソ連寄り)と呼ばれています ソ連支配下時に建てられた像でラトビア人からはあまり好意的に見られていない複雑なモニュメント

 

フェリー乗り場

ダウガウァ川 ロシアを源流にバルト海にそそぐ1000kmを超える大河 1月~2月の厳冬期には結氷することもあるらしい やっぱり冬は寒いのね

 

クリストファーの象

クリストファーの像 伝説の人物でかつてこの川のほとりに住み、人を背に乗せ川を渡せる仕事をしていた大男 ある日小さな子供に川をどうしても渡りたいと頼まれました その日は悪天候でしたが断ることができず担いで川を渡り始めところ、子供はどんどん重くなっていきやっとの思いで対岸まで運ぶことができました

その後、その子供はキリストと判明し、彼はラトビアのクリストファーと呼ばれるようになったとか・・・ ※クリストファーはキリストを運ぶ・担うものを意味し、3世紀半ばの半伝説的な殉教者の名前

担いでいた子供が重くなり金に変わってリガの町を買ったなど諸説あるようですが1510年頃には川辺にクリストファーの像が既に置かれていたそうです(オリジナルは近くのリガ航海史博物館にて展示されています)

 

ダウガヴァ川沿い テレビ塔

宿泊したAirbnbはほぼダウガヴァ川沿い 遠くにそびえ建つのは高さ368.5mのテレビ塔(東京タワーより高い) この塔はヨーロッパで3番目に高い塔で世界では11番目に高い塔だそうです(一般公開は特になし)

 

古い家

市場近く、かなり年代物の建物が残っていましたが周辺エリアは再開発工事が行われていたので次に訪れた時にはお洒落な建物に生まれ変わっていることでしょう

 

(ラトビア科学アカデミー 

川沿いではありませんがとても良く目立つラトビア科学アカデミー スターリン・クラシック様式のいかにもソ連という感じの大型ビル 聖ペトロ教会の塔より高い65mに展望台がありリガの街を一望することができます

展望台アクセスは1人5€ 09:00から22:00まで営業しているので夜景も楽しめます 行き方は駅の南口(旧市街地ではない方)から徒歩でOK 嫌でも目立ちますので迷うことはありません

 

 

展望台からの様子はGoogleストリートビューでどうぞ 15階までエレベーターで行き2階分は階段を利用するそうデス

 

リガ駅

リガ駅(南口)

科学アカデミーからリガ駅に到着 本当にこれが首都の駅? と思うくらい地味ですがコチラはあまり開発されていない南口

 

リガ駅(北口) 

リガ駅の北口(旧市街地側)は日本のような複合駅ビルが建つ近代的な駅前風景

 

リガの宿泊先

 

ダウガウァ川近くのAirbnb

リガの宿泊先はバスターミナルから歩いて10分ちょっと ダウガウァ川沿いのネコ付Airbnbにて 1人暮らしの家主のアパートの1室利用というスタイルの物件で1泊2,932円×3泊(3,000円で収まる料金だったので3泊としました)

 

 

ベッドと机のみというシンプルな部屋でしたが殆ど家主が居なかったのでリビングでゆっくりできました

キッチン、シャワーも生活感が感じられますが綺麗にしてあり使いやすかったです 家主はスペインに生活したこともあり4カ国は操れるマルチンガル 若いのに素敵でした

 

寅吉
寅吉
次回はリガの旧市街地見物の様子デス

 

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次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • タリンのバスターミナルには2番、4番のトラムが分かりやすい 切符は必ず事前購入で
  • タリン~リガはバスで約4時間半 ヨーロッパ移動の価格比較はomio.jp/
  • リガのバスターミナルから旧市街地は十分徒歩圏内
  • クリストファーの像のオリジナルは近くのリガ航海史博物館にて見ることができます
  • バルト三国では旧ソ連時代のモノは基本嫌われています