首都だけのバルト三国巡り、最後の国リトアニアに向けてリガを出発、内陸の首都ビリニュスへ向かいます 今回は到着したビリニュスのバスターミナルの様子、夕方から出かけた旧市街地観光のオハナシ
アイスランドにて受取り損ねた荷物は一体どうなったのでしょうか? ちょっとだけ反応がありました
(2019.07.03現在)

 

リトアニア ビリニュスへ

 

リガ~ビリニュスへ

09:30 リガからリトアニアの首都ビリニュスへ向けて出発 リガ~ビリニュス間の移動はリガに来る際に利用したLux Expressにて1人18€ バルト三国を結ぶ最も大きいバス会社でバスのスペックも申し分ないので再利用

 

リガからビリニュスまでは約300km バスで約4時間の道のり 途中の町と町の間は殆ど森林か野っ原であまり変わらない景色が続きました 北海道の8割ほどの面積に北海道の半分程の人口、約280万 ビリニュスは約54万の人が暮らすバルト三国で二番目に大きい都市

 

真夜中の着信

出発日の夜中(7/3の2時頃)、日本の携帯番号に着信がありました 真夜中で全く知らない番号だったのでそのまま無視

翌朝番号を調べたらアメリカン航空のモノでした ロストバゲージから2週間後で初めてコンタクトがありました!!

寅吉
寅吉
AA航空にはサイトを通じてアイスランドからクレームを入れてましたが遂に???

※内容は受けてないので分かりません

 

 

ビリニュスバスターミナル

13:30 ビリニュスのバスターミナルに到着 ビリニュスの第一印象はリガより更に東欧感が増しました

予約していたAirbnbのチェックインにはまだ早いのでバスターミナル内のKRIDO BISTRO でお昼13€ (ボルシチのようなスープ定食?)

ビリニュスバスターミナルは1974年建築でタリン・リガよりも若いバスターミナルでしたが東欧感が強く、少し古めかしい感じ しかしターミナル内には飲食店・コンビニがあり(2Fにはスーパーも) 切符売り場は観光客慣れしているので利用に関しては全く不自由なし 駅にも近く(旧市街も徒歩圏内)で立地もGoodデス

バスターミナルのトイレは有料で0.5€ 有人の荷物預かり所もあります(バス乗り場の一番先)

 

バスターミナル内  ミンスク行バス

時間があったので次の訪問地までのチケット購入 次の訪問地としたのは東欧の独裁国家にして謎の国ベラルーシ ベラルーシは2018年7月27日からビザ免除となったのでこれはチャンス♪ と思いミャンマー同様に出かけてみることに

Eurolinesのバスのチケットを1人14€にて購入 なんか安い!!

寅吉
寅吉
食事やスーパー物色で時間を潰したのち、駅近くのAirbnbへ向かいます

 
駅ホームの巨人  駅ホームの巨人

宿泊先はバスターミナルから線路を渡った向こう側 線路を渡る高架を渡る途中に巨大なハリボテおじさんを見かけました

正体は使われなくなったホームを客席としているPeronasというバーの看板おじさんでした 現地の方には日常風景ですが日本人を初め外国人旅行者には人気の被写体になっている人気者だそうです

 

ビリニュスの宿

 

ビリニュス駅近くのAirbnb

15:00 バスターミナルからすぐ、線路を渡ってすぐのアパートの一室間借りタイプのAirbnbにチェックイン 料金は1泊3510円×3泊

年配のおばあちゃん1人暮らし(?)のお宅で娘さんが窓口 英語は全く通じませんでしたがとても親切な方でおもてなしの気遣いが感じれれる良ホストでした

 

Airbnb  Airbnb

お鈴
お鈴
手編みのレースカーテンがとても素敵で思わず写真を撮ってしまいました

 

 

ビリニュスの旧市街地へ

 

15:40 Airbnbにチェックインし荷物を置き一休みした後サッソク旧市街方面へ散策に出かけました

ビルニュス駅

バスターミナルから歩いてスグ ビリニュス駅 ヨーロッパ鉄道の駅というよりはやっぱり東欧・ソ連といった社会国に近いイメージ 駅には24時間利用可能のコインロッカーがあります

 

豚の鼻のスターリン トランプとプーチン

黄金のスターリン像(with豚の鼻)プーチン大統領とトランプ大統領の壁画 東欧っぽい印象の街ですが表現の自由があるのでしっかり西側諸国です

 

夜明けの門

夜明けの門

夜明けの門 1503年~1522年にかけて作られた城壁門 かつては全部で9つあった門の中で唯一現存する門で「クレヴァ門」や「メディニンカイ門」と呼ばれ夜明けの門と呼ばれ始めたのは20世紀に入ってから

ソ連時代を生き抜いたリトアニアの紋章、防御の為の丸い銃眼も確認できます

 

夜明けの門

旧市街地側からみた夜明けの門 17世紀には、外敵から街を守り、旅人を守護するためカルメン会の修道士が城門の上に礼拝堂が建造 礼拝堂内には1600 年代初頭にさかのぼると言われる慈悲の聖母マリアのイコン画があり大勢の人がお祈りに訪れます

門の左側に扉があり、そこから上に上がって無料で見学することが可能ですが写真撮影は禁止

 

聖母マリアのイコン

なので旧市街側からアップで撮影 黄金に輝く聖母マリアのイコン 絶えず参拝者がいるのでなかなかうまく撮影できない…

 

聖テレサ教会

Church of St.Thrersa  Church of St.Thrersa

夜明けの門礼拝堂のすぐ先にある聖テレサ教会(ギャラリーで夜明けの門の聖母礼拝堂と繋がっています) 初期のバロック式のゴージャスな内観がとても美しい教会 パステルカラーの天井画も見応えがありました

 

ロシア正教会

聖霊教会

続いてロシア正教会 淡いピンクの可愛らしいカラーリングの教会でしたが・・・

 

聖霊教会  聖霊教会

外観とは異なりド派手な内観 エメラルドグリーンの祭壇が圧巻でした この緑はハルクの緑ではなくビジョンの緑です!!

 

聖霊教会

祭壇の前には700年前の聖人の遺体3体が並んでいます 治癒の力があるとのことで、信者の方たちが熱心に祈り、ガラスに口づけをしていました コロナ禍ではNG行為ですね

 

街の様子

中心部へ向かいます 様々な建築様式の建物が並びます 建築マニアではないので様式に疎いのが残念

 

街の様子

クリーム色の美しいバロック様式の門 この門の先に聖三位一体教会があるとは知らず行ってない・・・ ビルニュスも教会だらけなのでまぁいいか

 

Lithuanian National Philharmonic Society

ゴージャスな建物だと思ったら国立フィルハーモニーでした 1902年建築で建築時は市庁舎宮殿だったそうです

 

ヨナスバサナビチウス像

どちら様? フィルハーモニー広場に立っていたヨナス・バサナビチウスという人の像 医者でありリトアニア民族復興の活動家だった人 銅像になるくらい立派な人というコトですね

 

ビリニュス牙城壁と円形城塞

防壁近くの古い壁 ヨナスバサナビチウス像

ちょっと外れてビリニュス牙城壁円形城塞 17世紀初めにビルニュスの防衛の為に築かれた城壁と城塞 城塞はちょっとした博物館となっていて地下通路・砲台・武器庫等を見ることができます 円形城塞の周りはベンチが置かれているのに休憩にちょうどいいです

博物館入場料 1人4€ 営業時間: 10:00~18:00(月曜休)

 

聖カジミエル教会

St.Casimir's Churnh

再び街中へ戻って 聖カジミエル教会 1618年に完成したビルニュスで最初で最古のバロック様式の教会

帝政ロシア時代はロシア正教会、ドイツ占領下ではプロテスタントの教会、ソビエト時代は無神論博物館と時代と支配者に翻弄された教会 1989年にカトリック教会に戻され現在に至ります

 

聖カジミエル教会  聖カジミエル教会

教会内も外観と同じパステルカラー すっきりしたデザインの内観 先のバロック様式の聖テレサ教会と比べると全然違いますね

 

旧市庁舎と中央広場

市役所

ビルニュス旧市庁舎 ギリシャ神殿を思わせる円柱が印象的な風格のある白亜の建物 14世紀末に建てられた当初はゴシック様式だったようですが、18世紀末に古典主義様式で改築された旧市庁舎

 

市役所

適当に入ったらホールで絵画の展示会が開催されていました 現在は芸術家協会に属しコンサートや展覧会に利用されているそうです なるほど・・・ 因みに1階にはビジターセンターがあります

 

市役所前の広場

市庁舎前に広がる中央広場 毎年恒例の定期市やクリスマスツリーが飾られる際は賑わうようですが訪れた際はただの広いだけの広場だったのでちょっと面白みに欠けました ヨーロッパの広場はタリンのような広場がマイ・イメージ

 

街の様子

周辺には小洒落た通りも♪ タリンやリガに比べるとエリアが広く、先には大聖堂が控えていますが時間も時間なので初日はこの辺で引き返しました

 

ハレス市場

市場

ハレス市場 夜明けの門の近くにいる市場 リガの市場となんとなく形が似てるような気がしましたが造りはこちらの方が立派 規模はリガには遠く及びませんが一通りのモノは揃っていました

 

市場  市場

市場内 リガ同様小奇麗 時期的にベリー系が旬でストロベリー始め沢山売られていました フィンランドから南下するにつれ安くなっていますね・・・

 

市場

衣料品コーナーも充実 なんだかんだ言っても品質を考えたら日本の衣料品(し○むら)の方が総合的に安いと思います(100円ショップも日本が一番コスパが高い)

 

壁画アート

ハレス市場の前の建物には一面の壁画アート

初日の街歩きはこれにて終了、帰りに駅近くのマックに寄りコーヒータイム(5.4€)、バスターミナル2Fのスーパーikiで買い物(7.92€)を済ませAirbnbへ

 

寅吉
寅吉
夜の8時40分に再びAA航空から着信がありましたが今度はご飯を食べていて電話に気づかず・・・

結局、荷物はどうなった???

 

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超まとめ

  • バルト三国のバス移動ならLux Expressが個人的にはお勧めカモ
  • バルト三国のバスターミナル全て有料 バスにトイレがある場合はバス内で済ますと良い
  • 市バスのICカードはバスターミナル内のコンビニ NARVESEN で購入
  • 夜明けの門の聖母マリアのイコンは撮影禁止 通りから撮影するなら望遠があると良い
  • 聖三位一体教会へは夜明けの門の通りにあるクリーム色の門からアクセス
  • ビルニュスも教会だらけ一度に見学するとワケが分からなくなるかも
  • 日本の物価は結構安い