ナミビアドライブ旅2日目の目的地はスワコプムントから南に40km離れたウォルビスベイ 距離が近すぎて1時間もかからず到着してしまうので砂丘 Dune7やフラミンゴ生息地などの近場スポットに足を運びつつのんびり出かけましたとさ
(2019.09.05現在)
 

スワコプムントにて

寅吉
寅吉
この日は南に40km離れたウォルビスベイに移動するだけなのでゆっくりスタート

 

スワコプムントの街並み

街の様子

10:00 チェックアウトして特に行くあてもなくスワコプムントの町をドライブ

大西洋に面したスワコプムントはドイツ領だった1892年に南西アフリカの主要港として建設されましたが主要港としての役割はウォルビスベイに集約 現在は首都ウィントフックから近いこともありナミビア一のビーチリゾートとなっているそうです

しかし、寒々とした天気のせいか街に覇気がなく寂れた日本海の町のような雰囲気…

訪れた4日、5日が悪天だったようで最高気温で4日=13度、5日=19度とイメージとかけ離れた天気 寒流のお陰でバカ暑くはならずとも寒い日もあるようなので通年を通して羽織るモノは必要かもしれません

寅吉
寅吉
年間を通じて快晴率が高いようなので実際はもっと素敵に見えるハズ? 天候概要はこちら

 

街の様子

燦々と陽が降り注ぐ青空だったら印象が違っただろうカラフルな家並み もともとドイツ領だったのでドイツ語を話す人も多いそうですがそもそも見かける人が少ない… Why?

 

街の様子

一番賑やかそうだったトコロ パームツリーがあり晴れていればビーチリゾート感が感じられそうですが冬のビーチに来たようです 左のカップルは完全にウィンタージャケットですよ!!

 

Jetty Pier

大西洋

10:15 大西洋どーん ここがビーチリゾートだと!? 冬の日本海なんですケド… 吹き付ける風もちゅめたい…

砂浜が一部赤いのは赤いナミブ砂漠の砂なのかな

 

Jetty Pier  Jetty Pier

スワコプムントの観光名所の1つ 大西洋の海に突き出たJetty Pierへ行ってみます

 

ビーチ

桟橋北側のビーチ 海は時化模様で演歌が似合いそうです 天気が良かったらまた違う印象になっていたのだろうけど今回は「冬の日本海」

 

桟橋を歩く

桟橋は自由にアクセスできるので突端まで行ってみます 一応観光客はチラホラいましたが大陸外の人は居ないそうな感じ

 

Jetty Pier

1905年に建設された桟橋ですが現在は桟橋としての役目を終え先端部の建物がレストランに改装されていました(Jetty 1905 )

 

Jetty Pier end Jetty Pier end

先端部 レストラン上のオープンデッキから望むスワコプムントの町並み 天気が天気だけにもっさりとした印象 ナミビア屈指のリゾートなので本来ならばもっと素敵なハズ

 

 

 

不思議な植物

近くの緑地にはこれまで見たことがない植物がイーパイ

 

野草 野草

小さな花々も初めてお目に見る感じ トコロ変われば花も変わる
 

 

スワコプムント水族館

水族館

10:30 他に行くトコロもないので近くの水族館に寄ってみることに 建物にはNational MARINE AQUARIUMとある国立水族館!!

国立の水族館だから立派な施設に違いないと外国人見学料30ND(約220円)を支払い見学することに

 

水族館内  水族館内

水族館内 子供の頃に訪れた隣県の某水族館を彷彿させるようなレトロな館内になんだかホッコリ♪

聞けば1995年にオープンしたナミビアで唯一の水族館でこの手の施設に馴染のないアフリカの人達には結構な人気なんだとか

 

水族館内

メイン水槽のプールはウォークスルートンエル 水槽内を自由に泳き回る魚を下から見上げることも可能♪

 

水族館内

沿岸の海流が寒流だけあって水槽の中の魚はちょっと地味目 一番の大物はドチザメかな? ※大型水槽はこの水槽のみとなります

 

水族館内

残る水槽はエイにタッチできるふれあい水槽と小さな水槽展示が15個ほどのほのぼのとした水族館

 

水族館内

メイン水槽は上からも魚を観察できちゃう他、ホッコリする魚の乗り物(動くギミック一切なし)があります!!

日本の水族館が豪華になり過ぎてしまったので逆にノスタルジアを感じさせる素敵な見学先でした(時間を潰したい時には最適♪) 訪れる際は期待しないでお出掛け下さい

 

 

ウォルビス ベイへ

 

寅吉
寅吉
がんばってスワコプムントで時間を潰した後ウォルビスベイへ向かいます

道中の様子

ウォルビスベイへ

11:20 大西洋を右手に眺めながら砂漠の中の道を南下 空模様はモントレーの17マイルドライブに近い感じで周りが砂漠以外、空気感が一緒

ウォルビスベイまでは綺麗に舗装されたB2道路なので道路事情は全く問題ありません

 

砂漠

左側は不毛の砂漠が広がりますが オレンジの砂漠じゃなくてフツーの砂漠

ナミビアなのでてっきりオレンジ色の砂漠が広がっていると思っていましたがこの辺りはまだノーマル色でした

 

DUNE 7

ウォルビスベイ市内には特に見どころもないようなので先に少し離れたDune7と呼ばれる砂丘へ向かいます

Dune7はウォルビスベイから激チカの砂丘でB2とC14のラウンドアバウトから10kmほどでアクセスが可能 ウォルビスベイからなら往復2時間でたっぷり遊べてしまうお気軽砂丘として人気の観光スポット

 

Dune 7へ

C14号線とD1984号線沿いを走る貨物列車 この鉄道はドイツ領時代の1897~1902年にウィントフック~スワコプムント間が整備されたそうで100年以上の歴史がありますが旅客鉄道ではなく貨物鉄道が主となっています

C14号線からD1984号線に左折すればDune7に到着

 

Dune 7

12:00 スワコプムントの水族館から約45km ウォルビスベイ近郊のDune7に到着 名前の由来はトソーチャブ川を渡った後に遭遇する7番目の砂丘だからだそうです

 

ピクニックエリア

駐車場の様子 レクレーションエリアとして整備され管理人のような人が居ましたが特に料金はかからず無料で思いのまま遊ぶことが可能 近くにはバギーツアーセンターもあり 30分350ND~バギー体験が可能

 

トイレ  トイレ

レクレーションエリアなのでトイレ(ポットン式)やピクニックテーブルも整備♪

 

砂丘遊び

早速裸足になって砂丘を登ります 空模様といい、砂丘の感じといいペルーのワカチナの砂丘に良く似た感じ 気温が低いので足元の砂はヒンヤリ

 

砂丘遊び

だいぶ高くまで登ってきました 内陸部は見渡す限り砂の大地が続きます 観光スポットといえど観光客は少なめで訪れていた車は数える程でした

 

砂丘の頂上へ

もうすぐ砂丘の頂上 Dune7はナミビアで一番高い砂丘とされ計測時の高さは383m 海面からの高さだと570mとのコト

偶然かどうかは分かりませんが世界で7番目に高い砂丘にランクされているそうです ソース

お鈴
お鈴
そこまで高いと感じられず、後日セスリエム(デッドフレイ)で見た砂丘の方が大きく思えました

 

砂丘からの眺め

砂丘のてっぺんからの景色ドーン ウォルビスベイ周辺が広さ81,000km²を誇るナミブ砂漠の北限でいいのかな?

 

そして砂丘

Dune7の先にも砂丘が連なり、結構遠くまで遠征する人の姿も 駐車場の車より人の数が多いような…

 

砂丘からの眺め

後から到着した地元学生の一行と思われる若者は駐車場から斜度のあるコースを休むことなく最短で競う合うように登ってきました 若いっていいな~

始終仲間と笑いながら゚ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪♪ 箸が転がっても笑う年頃が懐かしく思えました

 

キャンピングレンタカー

サファリ仕様のレンタカー ナミビアでは普通のレンタカー以上に人気かもしれないキャンピング装備一式を備えたバージョン

 

DUNES MALL

13:10 1時間ホド砂丘遊びをして街場に戻りラウンドアバウトにあるDUNES MALLでお昼ごはん ピザ53.8ND(約380円) とチキンレッグ21.9ND(約160円)をパクパク

欧米諸国のモールと何ら遜色のない立派なモールでナミビアというお国柄か他のアフリカ諸国に比べ利用者がみな上品に感じられました

 

お鈴
お鈴
このモールは本当に利用しやすく夕食時にも出かけてきちゃいました

 

 

フラミンゴ生息地

14:00 お昼を済ませた後はウォルビスベイ南の浅瀬に集まるフラミンゴ見物に出かけます

浅瀬一帯は鳥獣保護区に指定され、多い時では数万羽のオオフラミンゴが集まるとか ボリビアやメキシコでも沢山のフラミンゴが見られるという話でしたが大きな群れでは見る事ができなかったので今度こそはと期待

 

フラミンゴ生息地へ

浅瀬の一端は海水から塩を造る塩田となっており途中で保護料的な通行料10ND(72円)を支払い浅瀬沿いの道をドライブします

 

フラミンゴ生息地  フラミンゴ生息地

上のマップのUの字の浅瀬沿いの道路から眺めるフラミンゴ 居るには居ますが大群には程遠くやっぱり数えられる程度 そして塩田周辺はなんか臭い。。。

塩田なのでピンクレイクも見ることができるとのことでしたがメキシコで見たような綺麗なピンクレイクは存在せず有料エリアはちょっと期待外れで終了

 

フラミンゴ生息地

フラミンゴどっさりーーー 結局フラミンゴが一番居たのは保護エリアの手前 住宅街の一番外れの浅瀬でした

 

フラミンゴ生息地

こんな感じでスグ近くで見れちゃいます 保護区のエリア外でこの調子なので保護エリア内に行ったら埋め尽くすほどのフラミンゴかと期待に胸膨らませ行ってみた結果が上の写真というワケでした

保護エリアにどっさり居るかどうかはその時の運次第ですね

 

フラミンゴ生息地

同じ場所からウォルビスベイ港方面を望む ウォルビスベイの人口はスワコプムントより多い約6.7万人 1994年までは南アフリカの飛び地領土でしたが返還後はナミビアの重要貿易港の役割を担い、街の雰囲気はリゾート地のスワコプムントに対し、より産業的な雰囲気といった感じでした

 

寅吉
寅吉
15時を回った所で宿へ向かいチェックイン(この日も寒かったので・・・)

 

ウォルビス ベイの宿

 

Sunnyside Guesthouse

sunnyside guesthouse

ウォルビスベイでの宿はBooking.ocmにて予約した街中のSunnyside Guesthouseにて宿泊 料金は1泊朝食付にて800ND(約5,600円) ちょっと高めでしたが他にお金を使うこともなかったので許容範囲

部屋はメゾネット式で2階にもベッドがあり家族でも利用できる仕様 キッチンはありませんが冷蔵庫・レンジ完備と設備的にはGood ただこの日も寒く小さな電気暖房機ではパワー不足(おかげで洗濯物も乾かず)

日による気温差が激しのか残念ながら大西洋側の滞在は寒かった記憶しかありません

 

sunnyside guesthouse sunnyside guesthouse

ナミビアは治安の不安を感じませんでしたが宿のセキュリティは高め、近くに食事が取れるような場所が無かったので朝食付きはありがたい限りでした

 

砂漠が有名なナミビアですが沿岸部は寒流の影響で日によってはとても寒くなるので防寒が必須かもしれません

 

寅吉
寅吉
翌日はナミビアハイライトの真っ赤なナミブ砂漠を目指してオフロードドライブへ

 

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次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • スワコプムント、ウォルビスベイは共に人口5万人を超える大きな街
  • 前者はリゾート色が強め、後者は産業色が強めだが車利用ならどっちもどっち
  • Dune7はナミビアで1番、世界でも7番目に高い砂丘!!
  • 砂丘でソリ遊びするなら段ボール等自前で用意
  • ラウンドアバウトにあるDunes Mallは何でも揃う近代的ショッピングモール♪
  • フラミンゴが集まる鳥獣保護区のドライブ通行料は10ND
  • お金を支払っても保護区の外の方がフラミンゴが多い場合がある
  • スワコプムント・ウォルビスベイは気象条件により10度前後の日があるので注意