南米大陸最高峰の山と言えばアコンカグア(6982m) エベレストを有するアジア大陸を除けば6大陸で一番高い山というポジション
そんな南米最高峰の山の雰囲気を少しでも味わいたくプラザ・フランシアまでの4000m越えトレッキングに出かけたアコンカグア2泊3日の前半戦の様子をまとめてみました
(2018.12.16現在)
 

アコンカグア Praza Franciaトレッキング

 

トレッキングコース

今回のアコンカグアトレッキングのルートは3日(入山料1人160USD) Confluenciaキャンプ場に2泊して中日にアコンカグアの眺望ポイントPlaza Franciaを往復するという単純なコース

それ以上(4日以上)の入山の場合はまた入山料が上がってしまうのと、もはやトレッキングでは済まなくなってしまうので今回はアコンカグアの雰囲気をちょこっとだけ味わう感じの山行

寅吉
寅吉
メンドーサの宿は5泊予約していたので不要な荷物を置いて軽量化して行きました
夜の寒さ対策に部屋にあった毛布を拝借 お陰で今回は夜の寒さは凌げました♪
お鈴
お鈴

 

Day01  キャンプ場へ

 

道中の様子

公園事務所

11:20 事務所内(2,860m)でチェックインを終えて、身支度・トイレを済ませトレッキングスタート♪
因みに1日トレッキングの場合にも入山料が必要となりショートコース$200ARS Confluenciaまで$750ARSが必要( 2018/19 外国人)

 

スタート地点への舗装道路 スタート地点

公園事務所からトレッキング開始地点までは緩やかな舗装道路を1.5km程歩きます(レンタカーで来た場合はここまで乗り入れ可)

 

ヘリコプター

スタート地点にはヘリもしっかり待機 滞在中は毎日ヘリが飛んでいました(レスキュー?)

 

ライチョウのような鳥

3,000m付近までは植生もあり、雷鳥のような鳥もいました

 

爽やかなトレッキング

歩き初めのトレイルは広い谷を通り抜けます 4×4の車両用の未舗装の道路があったり 複数のトレイルが枝分かれしていますがアコンカグアに向かって歩けばいずれ合流するのでどの道でも方向が一緒なら問題ありません

 

アコンカグアを正面に見る

お鈴
お鈴
天気予報通りの雲一つない晴天 この辺はまだ暑いくらいでT-シャツでもOKでした

展望台ポイント アコンカグア展望ポイント

小高い丘の上にあるアコンカグア展望ポイント(約3,000m) メンドーサからの日帰りツアーで訪れた場合はここが一番の撮影ポイントになります

 

トレッキング道の様子

既に3000mほどなので緑の植生はあっても木々の姿はありません
因みに嫁サマのリック内は半分が毛布なので今回は軽々 毛布のお陰で夜はパイネより苦戦せず済みました

 

各地点への所要時間

道中の案内板 ここからConfluenciaキャンプ場まで約5.5km 約3時間の距離

 

吊り橋ポイント

しばらく進むと吊り橋地点に到着 1日ショート$200ARSの散策はこの川までがアクセス範囲となり、1日でConfluenciaを往復する場合は$750ARSとなります

寅吉
寅吉
監視員のような人は居ませんが無賃入場の場合は罰金があるようなので注意

吊り橋を渡る 吊り橋から上流方向を望む

吊り橋を渡った河原の開けた場所がちょうどいい休憩場所になっていたのでランチタイム

 

キャンプ場まで2時間

お昼を食べ再びトレッキング再開 Confluenciaキャンプ場までは吊り橋を渡った河原からは約2時間

 

道中の様子

この辺りから、登りが続けきます  激しく登るような箇所はありませんが足元には注意は必要 正面にアコンカグアが望めますので景色を楽しみ息を整えながら登ります

 

キャンプ場まであと30分 右手の斜面

Confluenciaキャンプまで残り30分の看板地点 斜度はキツくないですがパイネと違い標高が3000m超えているので息苦しく感じます

 

ひと山越えたら

なだらかに見えても小さなアップダウンが案外あります ひと山超えたと思うと…

 

また続く

またこんな感じだったり… そしてアコンカグアもパイネに負けず風で有名 強風が吹くと砂塵が舞います

 

キャンプ場が見えた

遥かにカラフルなテントが見えてConfluenciaキャンプ場到着となります

 

高山植物たち

道中に見かけた高山植物です 植生はConfluenciaキャンプ場エリアまでが限界のようでした

高山植物  高山植物

紫のスミレに似た花はオルコネス湖までぐらいが限界の模様

 

高山植物    高山植物

白い花はエーデルワイスっぽい感じ どちらも乾燥と寒さに強そうな花

 

高山植物 高山植物

両方同じ種だと思いますがブロッコリーのような感じで面白かったです

 

Confluenciaキャンプ場

Confluencia到着

標高3400mのConfluenciaキャンプ場 到着したら緑の建物でチェックイン

 

チェックイン

緑の建物内でチェックイン 許可証を見せて頭が痛いか吐き気はあるか簡単な質問をされておしまい 次のPlaza De Mulasでちゃんとしたドクターチェックが有るようですがこちらは大丈夫か? みたいな感じでした

 

水汲み場

飲料用の水はチェックイン小屋の150m位下にこんな感じであります

 

マイテント

テントは地元オペレーター会社の陣地に入らない場所に張ります 風が強いので手頃な石を探してテントの縁に並べまくり

 

ランドオペレーターのテント群 ティーラウンジ

こちらは地元オペレーター Grajalesのエリア お金を出せばティールームも使える他、食事の手配も可能

寅吉
寅吉
お金を払っていない私たちは炊事エリアもなく強風の中、食事準備 トイレだけが同条件でした

山に日が陰ってしまうと急激に寒くなってしまうので陽が当たる18:30にスパゲッティーを作り夕食

その後、陽が陰ると一気に寒くなってしまい寝袋へ 気づいたら21時には寝てました Zzzz

お鈴
お鈴
夜は強風も収まり、標高が高いせいか月が一段と明るかったです

 

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • 現地オペレーター業者のサポートを受けなくても許可書の手続きは簡単
  • 現地オペレーターは最大手のInka Expedicionesが無難
  • 3日間のショートトレッキングに荷揚げサービスは不要
  • 入山料の支払いはUSD支払いができるPago fácil がお勧め
  • 登山用品店等のシエスタ休み時間には注意(休みと思っても17:00過ぎから開店する)
  • 現地ATMは1回$2000ARSまでしか引き出せずしかも1日$6000ARSで取引ストップと効率が悪い