インレー湖は標高880mに位置し 南北約18km、東西約5kmに広がる約43平方kmの湖。 湖上に建てた高床式の水上家屋や伏せ網を使う漁師の姿からイメージされる通り、ボートによる湖の各スポットを巡るツアーがメインアトラクション。
貸切プライベートツアーが手頃な金額で、ほぼ終日楽しめるという事で到着した初日にさっさく出かけてみたボートツアーの様子をレポート。
(2018年10月19日現在 ※ミャンマーの物価は大きく変動していると思いますので参考程度にして下さい)
インレー湖ツアー
ツアースタイルと料金
ツアーは一艘貸切タイプと他乗客とのシェアタイプのものがあります
- 料金は貸切で 10000K~20000K (時間・行き先で交渉 1日で15000K位)
- シェアツアーで 6000K~ でした
因みにボートは細長い木製のボート 標準的なもので5人が利用できる感じです
シェアタイプは料金が決められているので問題ありませんがプライベートツアーはツアー内容(時間)と照らし合わせ交渉が必要、自分の納得した料金で手を打ちましょう
申込みは夜行バスを降りると早速に売り子が声を掛けてきますし、ボート乗り場付近でも沢山声を掛けられるので、すぐ見つけることができます (宿泊先でも手配は可能かと思います)

開始時間は自分の都合でOK ニャウンシェ6:30到着で8:30スタートにしてもらいました(ホテルまで迎えもあり)
訪れる場所
利用するボートやリクエストによって異なるかと思いますが下記の場所はほぼ訪れるかと思います
- Market (市場)
- Ywama Village (シルバー細工、民芸店、首長族)
- Phaung Daw Oo Pagoda (インレー湖最大の寺院)
- Inn Paq Khon Village (蓮の織物点、タバコ屋、シルクショップ)
- Nan Pan Village (高床式住居、水上農園 ※船から見るだけ)
- Nga Hpe Kyaung (ガーペー寺院 通称:猫寺)
インデイン遺跡は貸切型ツアーで要確認・交渉の上にて (私たちは行きませんでした)
立ち寄る半分はお土産屋とのセット見学となっています ※行くお店は利用するボートによって若干違う模様
持ち物
湖に出てしまうと日光を遮るものがないので焼け止め・サングラスは必須です
傘はボートで貸してもらえました(日傘として利用)
ツアーの様子
ボート発着所から湖までは細い水路をしばらく進みます
湖に出るまで水は茶色く濁っていてちょっと泥臭い…
湖に出ると綺麗な水に変わります
水深は雨季と乾季で変わりますが4.5~3m程だそうで思ったより深くありません
最初の立ち寄りはシルバー細工店
提携先ショップといったところですね
シルバーアクセサリーの加工から販売まで同じ場所で行われています
あまり興味がなかったので記憶がイマイチ…
アウンミンガラー寺院の仏塔群とファウンドーウー・パヤ寺院
湖上からの見学でした
紙工房 手すきの紙づくり見学からの~
傘販売でした
まとめて飾るとカラフルで綺麗 和傘に通じるものがあります
首長族とのフォトセッション もともとインレー湖の東側 タイ国境付近の方だとか
撮影はチップ制でした (記載するほど立派な額をあげてません…)
若い女の子と年配の女性 若い子は英語がとても流暢でした
交代で観光客相手の出稼ぎ仕事にやってくるそうです
ファウンドーウー寺院 インレー湖最大の寺院で金箔を貼れる仏像が鎮座
仏像に金箔を貼っている男性信者(こちらも女性禁止)
中央の仏像(?)は金箔が厚く貼られすぎたせいか原型を留めず雪だるま状になってます
(中央以外の仏像は仮置きの代理仏像です その訳は…)
インレー湖で最大とあって天井がとても高く広々とした院内
裏手のマーケット 食料品から衣料品なんでも揃います
床屋もあり
子供 ぐぅ カワイイ…
そしてファウンドーウー寺院を後にして…
次に訪れたのは蓮の繊維から作る織物工場見学
糸を紡ぐ作業中のおばあちゃんからの~
子供でした~ ぐぅ カワイイ…
インダー族の人たちの水上高床式住居いろいろ
2階建とかフツーに立派な家があります
伝統漁法の伏せ網漁だそうですが多くは観光客相手の有料モデル ※写真クリックでどうぞ
実際の漁の方法は当然こっち
野菜をボートで売る家族 こっちの方が生活感があっていい


水上農園 トマトが栽培されていました
ホテイアオイのうす紫の花
織物の原料となる蓮畑
お昼は水上レストランのRoyal Palace Restaurantにて
お会計は22400Kほど ミャンマーにしてはとてもいいお値段でした
良く考えたらツアー代より高かったです^^ マージン目当てで紹介されたようですが美味しかったのでまあ許します
ちょうどファウンドーウーパゴダ祭りだったので船のパレード見学に時間を割いてジャンピング・キャットで有名なガーペー寺院はパス
後で調べたら猫が居るだけでジャンピングキャットの輪くぐりはもう行われてないとのコト
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ファウンドーウー・パゴダ祭り
ファウンドーウー・パゴタ祭りとは
伝説の鳥カラウェイを模した黄金の船にファウンドーウー寺院収められてる仏像5体のうち4体を載せてンレー湖周辺にある村々を18日間かけて巡るお祭り ※2018年は10月10日から27日までの開催のようでした(毎年暦によって異なる)

ハイライトはカラウェイがニャウンシェに寄港する第7日目とカラウェイが帰還する最終日に開催される足漕ぎボートレース 村対抗のレースという事もあり白熱した湖上の戦いが一番の見どころで周辺の人や多くの観光客が訪れるそうです
お祭りの様子
残念ながら足漕ぎレースの日ではなかったようですがパレードのようなモノを見学することができました
ドンドコドンドコ… 次から次へとやって来ます
片側の手と足で器用に漕いでます (半分引っ張られてますが…)
カラウェイを模した黄金の船がやってきた模様… ドンドコドンドコ…
足漕ぎレースがなくとも多くの見物人がいました もちろん湖上に
伝説の鳥カラウェイを模した黄金の船 参上ぉぉぉぉっ あの中にご仏像が!?
こんな感じで多くの方が湖上から見物してました

※他のブログで確認したら真ん中の仏像(雪だるま状)以外は代替え品で本来は全部雪だるま状の仏像が5体あるそうです
湖上のボートパレードを楽しみ16時前にはボート発着所に戻りました
ニャウンシェの町はお祭りの影響かどうかわかりませんが移動遊園地が開設され多くの家族連れで賑わっていました
次はもっと上手に旅します
そもそも基本物価が安いこともあり、インレー湖のボートツアーは日本では考えられない料金でほぼ丸一日過ごせ、陸からでは見れないインレー湖独特の風景が楽しめるので損はないと思います
安い料金の裏には立ち寄るお店やレストランでのキックバックも関係しているので節約派の方はお昼に高い場所に連れて行かれないよう注意しましょう(笑)
超まとめ
- ボートツアーの価格は幅があるので最新相場を確認の上、交渉して決める
- コースお任せだと半分はショッピングが関連となるので行きたい場所(コース)があれば事前に伝える
- 日除けがないので日差し対策(サングラス・日焼け止め・帽子等)が必要 雨傘はボートにあり
- インデイン遺跡に行きたい場合は事前交渉 水位よってはボートではNGの場合あり